まず知ってください。モラハラは治りません!
冒頭でこう申し上げては身も蓋もありませんが、
残念ながらモラハラは治りません。
モラハラは単なる性格の問題ではなく、一種の人格障害と言えます。
お付き合いしたばかりの頃の彼に戻って欲しい。
本当は優しいところもあるから。
私の愛した人だから…。
そんな儚い思いは、歪んだモラハラ精神には、残念ながら届きません。
そんな美しい想いは、モラハラモンスターにはもったいないくらいです!
そんな想いは、潔く捨て去りましょう。
もう、モラハラモンスターと真正面から向き合う必要なんてありません。
だって、治らないので!!
でも、あなたが変わる必要もありませんよ。
間違っているのは旦那。
ハラスメント(=嫌がらせ)をしているのは旦那です。
あなたはあなたのまま、優しいまま生きていいんですよ。
モラハラ夫の対処法① 『好きにさせる』
なんでも好き勝手にさせてやりましょう。
モラハラ夫って、妻からあれこれ言われるのが大嫌い。
指図されてるみたいに感じるんですって。
例えば、休日の話とかね。






聞き覚えありませんか?
こんな会話交わしてませんか?
モラハラモンスターの棲む家では、聞きなれた日常会話かもしれませんよね。
誰も指図なんてしていません。
でもなぜだか、摩訶不思議、モラハラモンスターの脳内では、”妻からの指図”であると変換されてしまう。
だからもう、構わないんです。
休日出掛けてくると言われたら、はい。
今日は飲んでくると言われたら、はい。
これでモンスターの機嫌は全然違います。
お前は神だね!
なんでも許してるとだんだんそんなこともいい始めます。妻の機嫌をとっているつもりなんでしょうか。うざいだけですが(笑)
でもそれでいいんです。
買い物も、家の予定も全部自分で決めて自分で行動。飲み会でいなければ、晩御飯も子供達とゆっくり食べられる。家庭内に平穏が訪れます。
モラハラ夫の対処法② 『褒めておだてて持ち上げる』
古典的な手法に見えるかもしれませんが、僕は孤高な人間。俺様はすごい人間。そう真面目に思っているモラハラモンスターには、その効果はてきめんです。
どうしても何か頼まなければならない時は、モンスターがご機嫌のいい時に、下手に出てから、お願いしましょう。
ちょっと可愛く言うのもポイントかもしれません。嫌ですけどね(笑)
買い物一つ頼むだけでも、あなたにしか頼めないの。
お願い。ウルウル。そんなつもりで(笑)
そうすればきっと、スペシャルなドヤ顔を見せてくれることと思います。
モラハラ夫の対処法③ 『できるだけ関わらない』
部屋を別々にするなどして、出来るだけ関わらないようにする事。一緒に暮らしていればなかなか難しいように思えますが、意外とできます。
別の部屋を確保できなくても、夕食後は、モラ夫が食べ散らかした食器も、仏のような顔をして、サッサと片付けを済ませる。
キッチンが離れていれば、すこしキッチンに長居してもいいでしょう。
椅子でも置いて、のんびりできるスポットにしてもいいと思います。
そして片付けが終わったらそそくさと寝室に逃げましょう。
ちょっと頭が痛い。そんな風に言ってもいいと思います。
私はかなりこの手を使いました。
リビングのソファにどっしり座り、大好きなドラマを見たかったけど、モラハラモンスターと関わるくらいなら、寝室で好きなように寝っ転がり、スマホの画面を見ていた方がよっぽど寛げました。
うちの場合だけでしょうか?モラハラモンスターって夜更かしが大好きで、ソファで眠ってしまうこともしばしばありました。
そんな時は、毛布を掛けて寝室を暗くしておいてあげます。
優しさ?違いますよ。
夜中に起きだして、寝室に来ないようにするためです。朝までソファでお休みなさい。
モラハラ夫の対処法④ 『ストレートに受け取らない』
細心の注意を払っていても、会社で嫌なことがあったなどの理由で、帰ってきてもむしゃくしゃイライラ。
迷惑な火の粉がこちらに降りかかり、暴言を浴びてしまうこともあるかもしれません…。
そんな時は、ストレートに受け止めては行けません。
相手はモラハラモンスターなんで、めちゃくちゃです。
真っ当な人間ではありません。言っていることをそのまま受け止め、反論をしても、正論をぶつけても、結果はおなじ。
言い合いになれば、耳を塞ぎたくなるような汚い暴言を浴びせられてしまいます。
まず、言い合いしないと言うのが、無駄な労力を使わない1番の方法ではありますが、言い返したくなる時もありますからね。
そんな時は相手の言葉をそのまま受け取っていては、こちらの精神が持ちません。
私はよく、ブログに吐き出していました。
自分で消化するのではなくて、誰かに聞いてもらう。発散する。
でも、友人や家族には理解されにくいので、ネットの向こう側にいる、おなじ悩みを持つ仲間たちに聞いてもらっていました。
そして、モラハラモンスター語を理解しようとするのではなく、その人たちと笑い飛ばす。
至福の時間でした。
そんな、おすすめ『モラハラ夫ブログ』について私が書いた記事です!
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対処法⑤ 『最後に・・・』
対処法を4つあげてみましたが、どう思いましたか?
”めんどくさっ”て思いました?
モンスターとの共存を選ぶなら、こんなこと何十年も続けなきゃならないんです。
子供のために、果たして、本当にそれが正しい選択でしょうか。
モラハラ親を持つ子供は、おなじモラハラ気質になるか、極度の被害者体質になるとも言われています。
私はこの事実を知った時、ゾッとしました。どんな暴言を浴びた時より、恐怖を感じました。
自分はどんな風に対処法を身につけても、なんとかして乗り越えても、子供自身を守ることはできません。
無邪気な子供に対して、「こっちに来るな」と言ったり、
子供がスヤスヤ眠っている時に、わざと大音量にしてテレビを観たり、
私が帰宅すると、泣きじゃくる子供をほったらかしにしてスマホゲームをしていたり…。
私はそれらの事に耐えきれず、モラハラモンスターと決別する道を選びました。
シングルマザー という道はお気楽ではありません。
でも、モンスターとの生活はもっと地獄。
それなら子供と一緒に幸せになりたい。心から笑いたい。子供を守りたい。そう思いました。
倫理上、離婚をイチオシすることはできませんが、シングルマザーへの道にはたくさんの救いの手があります。
モラハラモンスターとの毎日が嘘のように、人の温かさを知ることができます。
どうか心の底から、笑ってくださいね。