モラハラが幼少期の家庭環境や遺伝に起因するのは、
おおむね間違いないようです。
これまで、
モラハラが子供に対する影響などについても記事を書いてきました。
私は、モラハラの元夫が我が子に及ぼす影響を恐れ、離婚に踏み切りましたが、
モラハラ夫の母親って、どんな人たちでしょうか?
うちは息子大好き溺愛タイプでしたが、いろんなタイプがいるようです。
今回はモラハラ夫の母親像についてじっくり見ていきましょう。
いろんなモラハラ夫の母親達
モラ母タイプ① 子供を愛さない母親
実家に帰ったら庭(田舎なので広大!)の木を手入れしたり、家のあちこちを直したり、母親に言われるまま、休む間もなく労働する夫。母に認められたい欲求がすごすぎてこわいし、いやだ。オエーッ。
— あこ@モラハラ (@p_m6oc) December 21, 2018
モラ夫と結婚して家庭環境を知って分かったこと。
義母はモラ夫のことを愛していない。たぶんかなり小さいころから。
そのくせ何から何まで甘やかせて育てた。怖かったから?
モラ夫にその点は同情する。— ringo55 (@ringosan_55) October 28, 2018
幼少期、母からの愛を得られなかったタイプ。
強烈な承認欲求ですね。
母に認めてもらいたい。すごいって言われたいんですね。
“子供のことを愛さない母親”って、私には想像もできませんが、
これも、モラハラ人間を育ててしまう原因の一つのようです。
愛に飢えた子供が大きくなると、認められたい、承認されたいという欲求が強くなり、
それが異常な方向に行ってしまった時、
自己愛性障害などのパーソナリティ障害を生み出してしまうと言います。
モラハラと発達障害について詳しくまとめた記事がありますので、こちらもご覧になって下さいね。
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『モラハラ夫と発達障害』の関係とは?その驚くべき実態に迫る!
関係あると思いますか? モラハラの猛威を振るうわが夫と、発達 ...
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モラ母タイプ② 過干渉な母親
まさに義母は過保護、過干渉。
モラハラの生みの親。死んでも償えない罪だよ、それ。
#モラハラ#moral harassment#モラハラ夫#モラ夫#もらはら#人格障害#人格障害者#自己愛主義#自己愛主義者#人格障害性自己愛主義— るぅたん、大好き♡ (@mblaq_joon27) November 19, 2015
過干渉というキーワードが出て来ました。
過保護や溺愛とはひと味違った“過干渉”について見ていきましょう。
我が子にあれもこれもと、手を出してしまう、
口を出してしまうのは、母親心理としてわからなくもありません。
でも、子供の主体性を無視し、
学校の事も、友人関係も、勉強も、ご飯も、着替えも、あれもこれも何もかも…
全てにおいて過干渉母の言いなりに。
そうやって親から支配されて育った子供はどうなってしまうのでしょうか。
自分の考えやポリシーを持てなくなり、
自分の存在意義を見出せなくなってしまうそうです。
そしてそのまま大人になれば、今度は自分が誰かを支配し、
無理矢理、自分の存在意義を見出さないと生きていけいないモラハラ人間に
なってしまうようです。
モラ母タイプ③ 息子命の母親
義母と旦那で、お互いの頬に手あてて話してて気持ち悪い
— みる@モラ夫の妻 (@myyyl_73) December 20, 2018
冬彦さん…?!
いや、これはもうやばすぎますね…。
でも、うちの場合もこのタイプです。
基本的には強烈なマザコンと息子命。
うちのモラ母は、我が息子が大好物だという大根と油揚げの煮物を、
それはそれは、事あるごと作って持って来ました。
法事の時にも、子供の1ヶ月検診にくっついて来た時も、
保冷バッグに入れて大事そうに持って来た時には、流石に笑ってしまいました。
この人、何のために来たんだろうって(笑)
そして、食卓に出すと、「これこれ〜!」
しょっちゅう食べてるくせに、私の前で芝居掛かった顔をして頬張るマザコン男。
2人のやりとりにはいつも呆れていました。
最終的には、モラ夫の暴言のことでモラ母に相談をしても、
謝るそぶりすらなく、「あの子はそういう子だから」と開き直られてしまいました。
その時思いました。
義母も同じだ。モラ夫と同じ話の通じない人間なんだと思いました。
幼少期の異常な溺愛行動にあふれた家庭環境だけではなく、この母親から、
しっかりとモラハラが遺伝されているんだと確信しました。
タイプこそ違えど、みんなに共通するのはやっぱり異常性ですかね。
母親って、小さい頃からずっと、
いつも優しくて、叱られることもあるけど、最後は抱きしめてくれる。
家族みんなに笑顔で、あったか〜い。
そんな、サザエさん家のフネさんみたいな存在だと思ってました。
でも、モラハラ夫の母親の姿は、それとはまるで違う。
天と地ほど違います。
モラハラ夫の母親もまた、不完全な家庭に育ったが故、そうなってしまったのでしょうか。
知る由もありませんが…。
モラハラ夫が子供に及ぼす影響についてまとめた記事もあります。
実際モラハラ人間がいる家庭では、子供はどんな風に育ってしまうのでしょうか。
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私は、これを知った時、大きな離婚の決意をしました。 自分がモ ...
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最新のモラ母事情
続いては、最新のモラ母事情を見ていきましょう。
最近見かけた、モラ母かもしれないという一人のお母さんの話です。
私はよく子供を連れて支援センターに赴きます。
たくさんのお友達や遊具があり、好きなように過ごせる市の施設。
お楽しみ会があったり、ママ同士の交流があったりして、利用している人も多いです。
そこにやって来た1人のお母さん。
お子さんは1歳半の男の子。
隣で遊んでいるだけで、“強烈な息子愛”が伝わってくるのです。
おもちゃで遊んで、何か出来たら、
「わぁ〜〜!〇〇君すごい♡上手だね〜♡」
目の前の息子さん以外は、彼女には見えていない様子。
息子さんが歩き回っても、危険な目にあわないか、遊具にぶつからないか、それしか見ていない。
少しぶつけると、本人はケロリととしていても、
「大丈夫〜〜?痛かったね。ママ守ってあげられなくてごめんね。」
そう言ってウルウルと彼を見つめる…。
こんな記事を書いている私ですから、少し麻痺してるのかもしれませんが、
ふと目があった時、若干1歳の彼の目は、
「ママは僕のゆう事なんでもきくんだよ」
そう言っているように見えました。
子供を愛し、慈しみ、守り、育てることは、悪いことではありませんし、当然のことです。
我が子は、宝物のようにかわいいし、
寝顔を見てうっとりすることも、
思わず、抱きしめたくなるほど愛おしいと思う事もあります。
だから、自分も気をつけなければいけないと思いました。
“異常な溺愛”と“健全な母親の愛情”は違う。
自己肯定感を育てるために、3歳までは叱ってはいけない。
そんな子育て法も耳にする最近ですが、何でもかんでも子供の言いなり。子供命。
かわいいからってなんでもアリ。
それではいけないんだなと、私自身も勉強になりました。
私が目指すのは、フネさん。
自分の中に理想像を持っていれば、
「答えのない子育て」に迷ってしまった時も、道標になる事でしょう。
モラハラ夫とは離れる事、離婚することが一番だと私は考えています。
モラハラ夫との離婚を選択し、後悔することなく、
穏やかな世界でたくましく生きる女性達について、記事を書いています。
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まとめ
今私たちが苦しめられている“モラハラ”。
それを生み出すのは、家庭環境と言われています。
今回は母親について取り上げましたが、モラハラ夫の義父や義母を見ていると、
「この親にしてこの子ありだわ」そう思う方は少なくないと思います。
その特徴は、異常な溺愛に過保護に過干渉。
自分も1人の母親として、モラ母を反面教師として、
健全な母親の愛情を持って子育てしていきたいと思いました。
参考記事
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