妊娠、それは奇跡です。
命がお腹に宿って、誕生する。
女性って本当にすごいと思います。
妊娠してからは、10ヶ月もの間、その赤ちゃんとずっと一緒。
楽しい時も苦しい時も一緒です。
でも、妊娠中は、身体が思うように動かないこともありますよね。
人間ですから、そんな時は、周りに気遣いができなくなってしまう事もあります。
夫婦ならば尚更、お互いに頼ったり甘えたり。
お互いに初めてのこと。これまでと違う生活は、お互いの余裕をなくし、ギスギスとしてしまう事もあると思います。
でも、そんな事より、お互いの生活の不自由より、目の前の命。
それも、2人間に生まれようとしている、奇跡の子供です。
だから乗り越えられるんだと思います。
だから最後には、笑いあえるんだと。
そんな、人生の悦び。
ミラクルな経験。
夫婦の絆を強くする出来事。
でも、残念ながら、それを味わえない、共有できないのが、モラハラ人間達です。
そんな素晴らしい事よりも、やっぱり可愛いのは自分なんです。
結婚する前や子供生まれる前はマメな人で家事も積極的だし優しい人だったんだけど、妊娠した途端家のことも子供の世話もしない人になった上に発言も行動もモラハラ度を上げてきて、その落差が余計にしんどい
— すず (4y9m♂ASD?0y6m♂) (@yuzuchagokugoku) April 15, 2019
モラハラ夫への妊娠中の切実な悩み
妊娠中って、心も身体もすごくナイーブで、自分の身に起きた初めてのことを受け入れるのに、自分でも抱えきれなくなってしまう。
そんな風になってしまう事、ありませんか?
これまで、自分1人で生きてきた身体の中に、命が宿っている訳ですから、それも当然のように思います。
この命を守らなきゃって。
つわりと、大きくなるお腹と、いろんなことと戦いながら、赤ちゃんを守る。
“ガルガル期”ってよく聞きますが、それはまるで、
大自然の危険から、自分の赤ちゃんを守る雌虎のように、周りにガルガルと鋭い目を光らせている。
そんな風貌を想像してしまいます。
それくらい、生理的な、ある種、母親としては当然の事なんだと思います。
だから、妊娠中に自分の身体と、お腹の赤ちゃんと、一生懸命向き合う事に精一杯。
赤ちゃんのことが最優先になるんだと思います。
でも、悲しいことに、それを理解してくれない人がいます。
そんな奇跡の赤ちゃんよりも、自分を大切にしてほしい。
自分をおろそかにすることは許さない。
妊娠前とおんなじように対応してほしい。
そうやって望んでいるのが、残念なモラハラ夫たちです。
妊娠中の妻にも御構い無し。
人前ではいい顔して、すごくいいパパのふりをする癖に、
家に帰ればまるでもう1人の子供。
つわりで気持ちが悪いから、夕飯を作れない。
そんな風に言おうものなら、
「(俺の)飯はどうするの?」
とか、
「妊婦は寝てるだけだから、いいよなぁ」
とか、そんな風に言われたり。
面白く無いことがあれば、わざとお腹の大きい妻の目の前でタバコを吸ったり。
お腹の重みとつわりで、とてもじゃ無いけど夫婦生活なんて無理。
そんな時だって、モラ夫の誘いを断れば、
「俺はお前のなんなんだよ!」
そんなヒステリーを起こしたりだとか。
妊娠中の妻に対して、どんどんモラハラしてくるわけです。
「恐怖」の性生活についても書いてます。是非!読んでください。
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モラハラ夫の性欲が強い理由と恐怖の性生活とは?
深刻な問題。モラハラ夫との、性生活・夫婦生活についてです。 ...
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そして、妊娠中の妻に対して、些細なことで怒鳴るようになったり、何時間もお説教するようになったりします。
モラハラは洗脳とも言われますが、妊娠中に始まると言うのも、キーポイントのように思います。
通常ではない判断能力が低下した状態の妊娠中の妻たちは、
モラハラを正面から受け止め、どんどん苦しくなってしまう。
お腹の子も守らなきゃいけないし、夫の事を怒らせることもできない。
そうやって自分だけが我慢するように。
2人の子供を妊娠しているのに、なぜ?
そんな風に苦しみながら、でも、赤ちゃんがいるから頑張ろう…きっと、いつか、わかってくれるから…。
身も心もボロボロになりながら、精神力だけで頑張っている…。
妊娠中の妻たちは、そんな負のスパイラルに巻き込まれていくんです。
モラハラ被害者になってしまいやすい女性たちの心理については、こちらにまとめてありますので、よろしければご覧くださいね。
参考記事
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モラハラ夫に洗脳されやすい被害者妻の「心理と性格」を考えてみた!
私は、モラハラ夫と離れた今、 自分は洗脳されて居たんだな っ ...
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妊娠したら、モラハラ夫から逃げられない…?!
「妊娠したからもう逃げられまい ( ̄ー ̄)ニヤリ」
そうやって、それまで隠していた本性を現し、モラハラをし始める。
そういう話をよく聞きますよね。
妊娠、出産とともにモラハラが始まったというケースは本当に多いみたいです。
うちも完全にそのタイミングでした。
モラハラ夫たちは、本当にそういう、浅はかな思想を持っています。
妻たちがそういう状況になったのを見計らって、本性を現してきます。
もう、確信犯ですよね。
でも、これがなかなか、周りに理解されにくい。
子供が生まれたばかりで、
「夫のモラハラが辛いから、離婚したい」
そんな風に訴えれば、
「結婚前にわからなかったの?」
「そういう人を選んだのはあなた。」
そんな心無い言葉を浴びることになってしまうのです。
でも、モラハラ被害は、そんな容易いことじゃありません!
身をもってモラハラを味わったことのある人なら、みんなそれをわかってます。
言いたい人には言わせておきましょう。
でも、時間をかけて話せば、大切な人たちは必ずわかってくれます。
私もそうだったんですが、まずは親。
出産したばかりで離婚の相談をした時、あなたがもっと頑張りなさいと言われて、とても苦しかったのを覚えてます。
第三者にはただの夫婦喧嘩のように思われてしまう、モラハラ夫の言動。
でも、あなたの毎日の苦しみや、
モラハラ自体が人格障害である事、酷すぎるモラハラ言動の数々を伝えていく事で、徐々に伝わると思います。
親でも誰でも手っ取り早く現状を伝える手段は「モラハラ夫のモラハラっぷり」を録音することです!
その体験談とテクニックの記事も読んでくださいね!
参考記事
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ハラハラドキドキ!汗と涙のモラハラ夫とのバトル録音物語!
「モラハラの証拠を掴むには、まず 録音!」 とよく言われます ...
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今となってはうちの親、私と一緒にモラ夫の悪口を言ってくれるようにまでなりました(笑)
私はとにかく、酷いモラハラ言動の数々を伝えた事と、
一度、夫婦で話し合う場にも同席してもらいました。
妊娠中の私にありえない暴言を吐いたので、親にも同席してもらって話し合いをしました。
でも、モラ夫は、そんな場面においても、自分が悪いって絶対認めなかったんです。
そういう態度を見ているうち、確信に変わっていったんだと思います。
まとめ
妻が妊娠してから、出産してから、しめしめと言わんばかりに、モラハラをし始める夫たち。
妊娠や出産は、私たち女性にとって、人生の一大イベントだというのに、一番の理解者であるはずの夫には、心無い暴言を浴びせられてしまう。
心も体もナイーブな妊娠中、出産後のモラハラは、本当に本当に、苦しくて辛いものです。
でも、自分だけ我慢するとか、妊娠中だからとか出産後だからとか、そんな風に、自分を苦しめないでくださいね。
妊娠、出産後にも味方になってくれる窓口はいくつもあります。
こちらも参考にしてくださいね。
参考記事
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【実体験】モラハラ夫に悩まされ役に立った『相談窓口』とは!
妊娠出産してから特にひどくなった夫の態度。 何を言っても、ど ...
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