私は、これを知った時、大きな離婚の決意をしました。
自分がモラハラを受けているってわかってからも、長い間悩みました。
私は今辛い。
夫と別れたい、離れたい。
だけど、それは親のわがままなのだろうか。
子供から父親を奪ってはいけないのではないだろうか。
私さえ我慢すれば、それがいちばんの道なのかもしれない。そんな風に。
だけど、ある考えにたどり着いた時、
「こんな父親ならいない方がいい。
私がこの手で、この子を、ちゃんと育てていく」
そう思うことができました。
モラハラ夫が子供に及ぼす影響について、詳しく見ていきましょう。
モラハラって治せるのか。近くにいたら子供にも影響するのか。カウンセリングとかでどうにかなるのかな?とかずっとモヤモヤしてる。いい父親でいてほしいし、息子の前で夫の悪口言いたくないしケンカしたくない。でも無理かも、と思い始めて頭をこっそり抱えてる。
— gyouza (@gyouza_moomin) October 17, 2018
朝イチで、モラハラ夫についてやっていたが、ああいう男どうして出来上がるのかわからない。家庭環境が子供に与える影響の大きさははかりしれない。その影響で家庭を持つ気になれない人もかなりみうける。
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) December 21, 2015
モラハラの上に経済DVか…早いとこ夫の元から逃げ出さないと子供の成長にも影響しそう
— 焼立魚子 (@sakana_umai7) October 11, 2018
モラハラモンスターが子供に及ぼす影響。
モラハラがある家庭環境
モラハラ人間が育つ要因として遺伝や家庭環境があげられますが、
モラハラのある家庭で育った子供は実際にどんな影響を受けるのでしょうか。
子供がモラハラを見て育った場合
子供の父親がモラハラ人間の場合。
父親が母親に対し、モラハラをしているところを見て育ちます。
例えば、子供の前で母親の悪口を言うこと。
妻のことをものすごい目で睨みつけていることや、嫌味を言うこと。
そしてその母親がいつも、父親に謝っている姿、など。
そうすると子供はどう思うでしょうか。
そんなことが当たり前の家庭環境に育てば、
その子の中で、それが当たり前になっていきます。
母親はいじめてもいい存在。
そして、社会に出てもそれが当たり前。
学校でも会社でも、“弱い者は強いものに従服する”という式が出来上がってしまいます。
そうやって刷り込まれて育っているから、
後からそれが間違っていると言われても、その子にしてみれば、本当にわからないんです。
そしてそのまま大きくなれば、いつだってだれかをはけ口にして、
“自分は何一つ悪くない”という、モラハラ人間が出来上がってしまいます。
子供がモラハラを受けて育った場合
ダイレクトにモラハラを受けて育った場合、子供はどうなるのでしょうか。
その場合、親と同じモラハラ人間になるか、
極度の被害者体質になってしまうと言われています。
親からのモラハラや精神的虐待を受けて育った子供は、
「お前は無能だ。」そうやって親から蔑まれて育ちます。
そうやって育った子供は、「自己肯定感」を失ってしまうんだそうです。
「自己肯定感」が低いと、「劣等感」の大きな人間に育ち、
「劣等感」の塊で、何事にも自信が持てず、
依存心が強く、堂々と生きられない被害者体質になるか、
「劣等感」を埋めるために、人間関係に優劣をつけ、自分が優れていることを誇示
しなければ生きていけない大人になってしまいます。
その証明のために、相手を間違えた方法で従服させ、歪んだ優越感を得て、満足している。
そうやって、モラハラ人間になってしまうんだそうです。
うん、どこまでもおぞましいですね、モラハラって。
モラハラのある家庭環境は、やはり、
モラハラを生み出してしまうのでしょうか?
モラハラと発達障害の関係については、こちらの記事もご覧になってみてくださいね。
参考記事
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『モラハラ夫と発達障害』の関係とは?その驚くべき実態に迫る!
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私が明確な離婚意思を持った瞬間
モラハラを受けている時、毎日苦しかった。
夫が帰る時間になると、心臓が痛みました。
そして、自分の心が壊れていることに気がつきました。
夫には、何を言っても否定される。
何を言っても共感してもらえない。
それなら、もう何も話すのはやめよう。何も相談するのはやめよう。
いつしかそう考えるようになり、本当に夫に何も言わなくなりました。
もちろん夫には悟られないようにです。
そんなの夫婦として成り立っていない。
そんなのわかってます。
本当に困った時、ちょっと話したい時、ふと疲れた時、話せる相手がいない。
隣に存在はしているけど、本心は何にも話せない相手。
そんな環境は予想以上に苦しかったです。
でも、そうすることで精神を保っていました。
余計なことを言えば、モラハラされてしまうだけだから。
それなら何も言わなければいい。関わらなければいい、と。
でもその時ふと思ったんです。
私(大人)は、そうやって意図的に、自分でモラハラを回避することができる
かもしれない。
でもそれができない子供は?
まっすぐにその道を通ることしかできない子供の心はどうやって守るの?
例えばお父さんに、何か言っても、いつも否定されたり、共感してもらえなかったら?
きっと、純粋な心が歪んでしまう のではないだろうか。
お父さんとの関係に悩んでしまい、苦しんでしまうのではないか?
そんな風に思いました。
そしてその時、ハッキリとした考えを持つことができました。
「こんな父親ならいないほうがいい。私がこの手で、この子を守って、
たっぷりの愛情を注いで育てていく。父親役もわたしがやる。」
そんな風に。
離婚を決意した私が実際に取った行動は?やること、後悔していることなどをまとめましたので、こちらもご覧になってみてくださいね。
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まとめ
自分の夫がモラハラ人間だ。とわかった時よりも、
“モラハラ夫が子供に及ぼす影響”を知った時、
ものすごい焦りと、恐怖を感じました。
このままじゃダメだ。
すぐに離れないと、と。
じゃあ、シングルマザー が子供に及ぼす影響は、一体なんでしょうか?
「あの家はシングルマザー だからね。」
私はそんな事だけは絶対言われないように、この子を育てたいと思っています。
母の暖かい安心感と揺るがない愛情。
父の包容力と厳しさ。
大変な事もありますが、モラハラのない穏やかな毎日の中で、
一人二役、そうやって健全な子供に育てていきたいと思っています。