自分の興味のない事に無理やり付き合わされる。
あげくに、服装の好みや、食べ物の好みまで。
自分の事は自分で決めさせてくれーーーー‼
こんな趣味強要モラ男くん。意外と多いのでないでしょうか?
「俺の好きなものを知ってほしい!なんなら興味を持ってくれて、一緒に楽しめたら嬉しな♪」
だったら、かわいいし、なんだか嬉しくすらなりますよね。
しかし‼モラ夫は自分が絶対だし、本当の意味で、人になど興味はありません。
恋人や夫婦とは、お互いに興味を持ち合い、共有しながら生きていくものだと、
それまでの経験から、思い込んでいた私は、強要の恐ろしさを知っていきました!
私の趣味は全否定!俺俺俺!俺の趣味サイコー!
付き合い始めの頃、自分の好きなアーティストのCDやDVDをどんどん貸してくるモラ男くん。(別に頼んでないのにな...笑)
「ありがとう!」って返すと、必ず感想を聞いてくる…
だから、興味がなくても必ず、見聞きしないといけないのです。
内心・・・時間がもったいない‼
でも、自分の趣味を褒められて上機嫌のモラ男くんに、嫌な顔などできずに、ただただ付き合い続けました。
もちろん、中には私も好きなアーティストもいて、「私はこっちの曲のほうが好きだな~」
なんて語ったものなら、
「お前ごときに語る資格はない!」
「センス悪いな…」
「これだから素人は…」
と、言われ放題なわけです。
もちろん、モラ男くんの大好きなアーティストのライブには、強制連行!
私の好きなアーティストには一切興味を示してはもらえず。
暇さえあれば、たとえ私が忙しそうにしていても、お構いなしで手を止めさせて、
自分が面白いと思うテレビ番組やYouTubeに、ひたすら付き合わせて
「な?面白いだろ?」
と、どや顔です。
夫の趣味の強要で割と寿命ガリガリ削られてる気がする…
今日はぐっすりと眠りたい…しかし明日も4時50分起き?— みき (@mimi_c8h10n4o2) January 31, 2020
何とも言えない違和感や、虚しさを感じながらも、当時は「こういう強引なタイプなんだな~」
とか「なんでも見せたがる小さな男の子」のような感覚で、のんきに捉えていたのです。
この時に気付いていれば...
「エスカレートしていく夫の強要」に、募るイライラ!
初めこそ、モラ男くんに教えてもらった、新しいジャンルや初めての経験を前向きに捉えていた私でしたが。。。
叫びたいっ‼
「私はそんなに暇じゃなーーーい!!」
「そんなの全然面白くない!! 興味ナシ!!」
だったらせめて、私の好きなものにも興味を持ってよ!
私が行きたいライブや映画にも付き合ってよ!!
怒り爆発の私は、モラ男くんに詰め寄ったのですが…見事に撃沈。。。
「お前の好きなモンなんて趣味わりーし、興味ない!時間と金の無駄!」
「それはこっちのセリフ‼」と言いたいところをグッとこらえたのでした。
その頃から、寂しがりやで、ひとりが大嫌いだった私が、おひとり様時間に幸せを感じ始めたのです。
誰にも邪魔されずに、好きなものを観て、好きな音楽を聴く♪
本当に素の自分でいられる時間ってやっぱり必要だな…と、今頃しみじみ。
そんな強要モラハラ夫と「一緒に暮らすと」どうなるか・・・
結婚し、元々私が住んでいた場所へ引っ越してきたモラ夫さん。
趣味だけに留まらず、やりたい放題が始まりました。
私が「出かけたい」と言っても、「めんどくさい… 一人で行って来いよ」
と、そっけない返事。
しかし!モラ夫さんのスイッチが入ったら止まりません。
有無を言わさず、即出動です!! 買い物・ラーメン・釣り 何でもアリです!
洗濯中でもお構いなし…
「そんなの後で良いから!」
「いやいや…良くないし…泣」
自分基準で何でも捨ててしまう。 一言聞いてくれないの?
一番、爆発したのは...勝手に模様替えをされたことでした。
インテリアは好きで、そこそここだわっていたのに。
留守中に、私の雑貨達は撤去され、飾り棚はモラ夫さんのお気に入りのフィギュアやギターに一新されていたのです。
そこまではまだ許せる範囲だったのですが。。。
私の身長に調度良い高さの棚に、大切な書類たちを収納していたものが、
踏み台を持ってこないと、届かない棚に移動されていました。
ドッカーーーーン‼
泣きながら?怒りながら? 書類を取り出す私を見て、さすがのモラ夫さんも、書類だけは戻してくれました。。。
付き合っている時は優しかったのに、結婚した途端に豹変したそうです。
決してスタイルの良くない姉にミニスカート履かせてギャルみたいな格好を強要。妊婦になっても冬場でも生足にミニ。
部屋のインテリア、小物に至るまで俺様の趣味のみ。
ウチのモラ夫とは違うタイプのモラ— にこっと (@kotonohana82) August 23, 2019
他人同士が共同生活をするわけだから、感覚のズレや、お互いに譲り合わなきゃいけない部分もある事。
全てわきまえていたつもりでしたが。
モラ夫さんの『それ』は、レベルが違いすぎるのです‼
ずば抜けた共感力の低さゆえに、相手がどう感じるかまで考えが及ばない。
自分が良いと思った事、思った物は相手も良いと思うと信じ切っている!
【羨ましくすら感じるのは私だけでしょうか…?】
相手の顔色を伺うなんて疲れることはしない。自分が一番正しい!
そんな風に生きられたら…(笑)
基本的には、あまり拘りがなく、人に合わせる事は得意な私ですが。。。
さすがに最近は自己主張を前面に押し出すようになってきました。
喜んでるフリなんか続けて、モラ夫を図に乗らせすぎても、お互い不幸だな…と感じ始めたのです。
モラ夫⇒的外れな物を買ってきて、相手は心から喜んでくれてはいない
妻⇒この金額使うなら、違う物の方が嬉しかったな。。。
こんなすれ違いを抱えたままでは、なんだか残念...
モラ夫さんは、相手を自分色に染めたがる傾向が多いですよね。
そして、優しい女性は、そんなモラ男くんを喜ばせたいがゆえに、つい無理して合わせてしまう。
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自分に自信がなく、支配欲や自己顕示欲が強いモラ夫さんには当然の行動とも言えると思います。
まとめ
もちろん、相手を喜ばせる為のサプライズだったり、時には相手の要望とズレてしまう時だってあります。
相手が自分の為を想ってしてくれた事には常に感謝を忘れず、言葉で伝えていく!
そんな姿勢は常に持ちながら「嫌なものは嫌」「私はこうしたい!」「私はこれが好き」
と、自分の主張はしっかりする事が大切なんだな…と、体験から感じた事です。
そんな風に対等な関係を築いていく!
付き合い始めは、「好き」の気持ちから、つい相手に合わせすぎてしまう優しい方!
そんな思いやりの気持ちが、まさかモラハラモンスターをグングン成長させていくなんて。
悲しいですよね。
こちらの主張を一切聞き入れてくれない・なおかつキレて更に強要してくるような
モラ夫さんなら、どこかで一線を引く勇気も必要かもしれませんね。
せっかくの一度きりの人生。
自分の素のキャラで生きていきたいですもんね!