どんな人にも得手不得手はありますし、気を付けていたのに失敗してしまうこともあるでしょう。
自分だってやろうと思ってミスしたわけじゃないのに、「夫の長い説教」が始まったら余計に気が滅入りますよね。
「だからお前はダメなんだよ」
「常識がないな、人としてどうなんだ?」
失敗がどうこうより人格否定が始まっていて、
「自分は生きている価値すらないのでは?」と思い詰めていませんか?
わたしも夫に散々説教されてきたので、お気持ちはよくわかります。
この記事では、説教好きな夫の特徴や扱い方について紹介しますので、夫の説教で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
夫はどうしてそんなに「説教くさい」のか
夫が説教を始める時はこのような心理が働きます。
- 人を見下して優位に立ちたい
- 自分はいつも正しいことを言っている
- 自分の方が経済的に上である
- ストレス発散できる
夫には夫の価値観がありますし、ストレスもあるでしょう。
もしかすると会社では、いつも上司に説教されているのかもしれません。
だからといって些細な失敗をした妻に対して、話も聞かず自論ばかり展開してくる夫は許せませんし、理解できないです。
かつてわたしも突如始まる夫の説教に苦しみ、次第に夫の顔色ばかり気にする生活を送っていました。
もとはといえば、わたしが失敗したからなんだしと最初は素直に謝って反省していたのです。
それが良くなかったのか、次第に説教はエスカレートしていき、長時間に渡り説教するようになりました。
怒りを覚えてわたしが反論すると、論点をすり替え、育ちが悪い、常識がないなどと本題とまったく関係ないことにまで怒りを爆発させていました。
なにを言っても聞く耳を持たないので、「説教されないようにするしかない」とご機嫌取りばかりしていたのです。
あの頃は精神的に疲弊した毎日でした。
「長々と説教」をし続けるモラハラ夫の扱い方
人はそう簡単には変わりません。もし変わるとするなら、それは「本人が変わりたいという意思」がある時です。
常に自分は正しいと考えているモラハラ夫に、変わってもらおうと願うこと自体虚しいことなのかもしれませんね。
かといってそのまま気持ちよく説教させ続けるのはいけません。対処方法はいくつかありますので紹介します。
説教の内容を「ボイスレコーダーに録音」する
ボイスレコーダーに記録として残すといつでもその内容を確認できます。
例えば夫の説教の途中、前言っていたことと違うことを言い始めることもあるはずです。そういった時の反論の材料になりますし、夫に自分の矛盾点を気づかせることもできます。
それと双方の両親や友人を味方につけることもできますので、会話は録音しましょう。
「親や友人が同席」の上で話す
夫は第三者がいると冷静になれる場合があります。
もちろん同席を嫌がることもあるとは思いますが、嫌がるなら好都合。なぜなら妻以外には言えないようなないようを説教しているからです。
なぜ同席を嫌がるのかを問いただし、自分の未熟さを気づかせるきっかけになるでしょう。
「家庭裁判所」に相談する
わたしは離婚する時、養育費のことを考え調停離婚を選びましたが、その時初めて夫婦関係調整調停(円満)の存在を知りました。
これは裁判所の調停手続きのひとつで、夫婦関係を修復させたい方のための話し合いです。双方の話をじっくりと聞き、事情を考慮した調停委員から、問題解決に向けた提案やアドバイスを受けられます。
人生経験豊富な調停委員が、中立の立場から客観的に意見をくれますし、夫とは顔を合わせることはないので自分の本心を言うことができます。
わたしは自分でどうにもならなくなってから家庭裁判所へ駆け込みました。
でももっと早い段階でこのシステムを知り、円満調停を行っていればなにか違っていたかもしれないと思っています。
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まとめ
説教好きな夫についてまとめておきます。
- 説教をすると自分が優位に立てて気持ちいい
- モラハラ夫は変わらないが対処の仕方はある
もちろん同じ失敗はしないように努力はするべきですが、経済的な面で夫に反論できない女性も多いと思います。
でも自分のエゴで妻に意味不明な説教をする夫を野放しにはできません。
あなたが自分らしくいるための第一歩として、この記事が参考になれば幸いです。