どんなに普段元気な人でも、病気になったり体調を崩したりすることはあるものです。
「今日は調子悪くてどうしてもご飯の用意ができない」
「洗濯物が溜まっているけど、具合が悪くてどうしても動けない」
私も不甲斐ない自分を責めながら、家族に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも世の中には、妻が病気になると不機嫌になる夫が多く存在します。
モラハラ夫は、自己中心的な生き物。そんな夫を持つと本当に辛いでよね。
今回は不機嫌になってしまうモラハラ夫の心理と、妻が持っておくべき心構えについてお話します。
妻が病気になった時の夫の心理とは?
妻が病気になった時、不機嫌になる夫の心理にはいくつかのパターンがあります。
いくつかのパターンを併せ持っている可能性もありますので、まずはあなたの夫はどのタイプなのか冷静に分析するところから始めましょう。
パターン1 いつも通りじゃないと嫌
臨機応変に対応できない甘えん坊に多いパターンです。
・妻を母親と勘違いしている
・自分のペースが変わると落ち着かない
幼い頃から母親にお世話を焼いてもらっているので、妻が家事をして当たり前。具合が悪いなんてありえないと考えています。
パターン2 何をしたらいいかわからない
普段から家事を分担している夫は大丈夫ですが、何から何まで妻にしてもらっている夫は「普段から妻がやっている家事」がわからないのです。
洗濯も料理も子どもの世話も、普段妻がやってくれているから円滑な生活が送れていることに気付いたとしても、自分がやろうとは思わないのです。
妻が病気で動けなくても、何をしたら良いのか全く分からず、ただ荒れていく家の中に不機嫌になっていきます。
パターン3 俺に迷惑をかけてくれるな
自己中心的モラハラ夫の典型的パターンです。
・どうして俺が子どもの面倒を見なくちゃいけない⁈
・お前のせいで俺の負担が増える
家族に暴言を吐いたり、子どもに対するネグレストも後ろめたさを感じずやってしまう最も厄介な俺様タイプです。
2日会社を休んでいる。
それほど具合が悪いのだが家事は免除されるどころかメニューのリクエストすらしてくる夫。
洗い物は溜まりまくり
熱があるといっても無視される。
そして決まって不機嫌になる。
どんどんどんどん追い詰められる。病気すらしてはいけない。横になることも許されない。— 米炊子 (@kometakico) October 10, 2020
「男性脳」を持つ夫への心構え
こんなモラハラ夫にあなたができることには限界があります。
でもまずは伝えることから始めましょう。
私はパート勤めで経済的に引け目があり、夫に対して自分の気持ちを伝えることを避けていました。
潜在意識の中で、夫の方が偉いと思っていたのでしょう。
大前提として男は言わないとわからない生き物で、これは男性の脳に関連しています。
男性脳は遠くのことは見えますが、近くのことは判断できません。
逆に女性脳は、同時に物事をこなしたり、共感したりできるのです。
男性脳を持つ夫をうまく使うには、ひとつひとつの家事をタスク化することです。
ひとつ終われば「ありがとう」と感謝することで、夫は達成感を感じます。
いちいち言わないとわからないことや、何かしてもらうたび感謝しないといけないことに不満もあるでしょう。
でも男性脳のシステムをうまく利用すると、夫の扱いが上手くなります。
妻は『耐え続ける』必要があるのか?
妻が病気の時、何もしてくれなくても、せめていたわりの言葉が欲しいですよね。
そんな僅かな願いも叶わないのに、一緒にいる意味はあるの?私も以前はそう思っていました。
でもそんな無理しなくて大丈夫ですよ。あなたはよく頑張っています。
どんなに伝えても感謝しても、変わらない自己中心的な夫はいるものです。
子どものことや経済的に不安なこともあるでしょう。
でもあなた自身が苦しんで生きていることを忘れないでください。
まとめ
妻が病気の時不機嫌になる夫についてまとめておきます。
- 不機嫌になる夫の心理にはいくつかのパターンがある
- 男性脳を持つ夫には伝えることから始める
- 変わらない夫に耐え続ける必要はない
私もこんな状態に長年耐えていたので、辛さはよくわかります。
病気になる前からの夫の教育も大切だと気付きましたし、学んだことは多かったです。
これからのあなたには人生の選択肢がいくつかあります。
家族のためにも自分のためにも、日々笑顔で生活できるような道を選んでくださいね。