私は、コロナウイルスが蔓延するこの世の中で、
以前、モラハラ に苦しんでいた時の自分の気持ちを、ありありと思い出していました。
(これを読んでいるのは、コロナが収束しているときかも。お伝えしたいのは、「モラハラからどうやって逃げるか」です。コロナ…そんな大変な事もあったなぁと思いながら読み進めてくださいね)
そうだ。
そうでした。
今流行っているコロナウイルスなんか、もちろん全然なくて、行きたい所、どこにでもいける、逃げ出したい所、どこにでもいける、そんな状況だったはずなのに、逃げ出せない、そんな自分がいました。
ウイルスなんて、流行ってないのに、それなのに、どこにも行けない。
自分は、モラハラ人間に囚われた人質だ、と、くる日もくる日も、そんなふうに考えていました。
こんなに苦しくても、逃げていく所がない。
ただただ、時を待つしかないのだと…。
だけど、コロナウイルスが蔓延する
今の日本は、物理的に、現実的に、社会的に、逃げ出す所がない。
それが現状です。
モラハラ夫とともに家の中に閉じ込められて、息もできないほど苦しい毎日を送っているというのに、
そこから逃げ出す術が、ひとつもない。
そんな現状の中で苦しんでおられる皆さんを思うと、本当に、本当にやりきれません。
何か解決策はないものでしょうか。
こんなカオスを、どう乗り越えれば良いのでしょうか。
一緒に考えていきましょう!!
キレられまくり
怒鳴られまくり
支離滅裂で
恫喝され
逃げたい。
といえば
我儘に子供達を巻き込んで最低な奴だと罵られる。— 夫のモラハラ。離婚もうすぐ。 (@M7rIm0tAClFzXCf) April 29, 2020
私が逃げ出したいと思った時、まずどうしたか
私が、モラハラ夫のストレスを一身に受けて、もう、辛いとか、苦しいとか、そういうのを、いちいち言うのも、発信するのも、もうできないくらい、
とにかく心が押しつぶされていて、何もできなくて、身体が重くて、やっと育児や家事をしている状況…。
そんな状況にあった時。
とにかく、自分の心をどう保てば良いのか、それすらわからないまま、ただ、目の前の仕事をしているだけ、という、そういう時がありました。
逃げる方法とか、そういうのを、冷静に考えることすらもできない、そういう、もう、
危機的MAXな状況です。
そのときの事を思い出してみると、本当に、苦しかったと、改めて思います。
今、モラハラに苦しんでいる皆さんにも、同じような状況が訪れているはずです。
人間、こんなに苦しむのか、ってくらい、本当に暗く、辛い日々ですよね。
それで、当時の私は、どうしたか。
まずとった行動は、役所に相談の電話を入れる、ということでした。
役所の女性相談です。
行政に相談するってことは、自分の中で相当な勇気を振り絞ってのことでした。
でもなぜ、そこにたどり着いたかと言えば、やはり、
もう、自分だけでは解決できない
と思ったからです。
周りにはもう、頼り縋れる人もいない。
こういう時、みんなどうするんだろう。
そう思って検索したのが、“相談室”とか、“一人で悩まないで”とか、そういう言葉だったと思います。
そうすると、いろんな相談窓口が、たくさん出てきました。
いや、でも、行政に聞くとかどうなんだろう。ちゃんと聞いてくれない人だったらどうしよう。笑われたらどうしよう…。
そんな、要らぬ詮索ばかりが、心に湧いてきました。
でも、それしかもうなかった。
もう、他に手段を思いつきませんでした。
そして、番号をダイヤルしては切り、ダイヤルしては切り、なんどもそうして、やっとかけてみたのです。
すると、電話口の役所の保健師の女性は、本当に、本当に親身に相談に乗ってくれました。
そして、私が受けている行為は、ハラスメントであると言うことも、はっきりと言ってくださいました。
相談窓口についても詳しく書いてます。読んでくださいね!
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それだけでも救われたような思いがしました。
でも、シェルターなど、行政の力を借りてどこかに逃げるという方法は、残念ながら選択出来ませんでした。
やはり、“命の危険が及ぶほどの”DV被害者の方が優先になってしまうとのことでした。
わかりますよ。
それは、そうですよね。
命に危険が及ぶほどのDV被害は、本当に酷い。
本当に深刻ですよね。。
でも、だけどね。
モラハラ被害というものは、どういうものか、ご存知でしょうか。
モラルハラスメントを、世界で最初に提唱した精神科医は、“精神的な殺人”と提唱しているんですよ。
どんなに辛いか、わかります?
モラハラを、一度、受けてみてくださいよ。
こんなに、こんなに、苦しいんですよ、辛いんですよ、本当に、本当に、酷いんですよ。。
当時の私は、そんな、そんな想いに駆られてしまいました。
役所の、親身に聞いてくれた保健師さんは、何も悪くはありません。
だけど、なんでよって、そんな思いも湧いてしまうほどでした。
でも、それでも、相談したことは、ぜんぜん無駄にはなりませんでした。
毎日、ネットの中に答えを探して、だけど、今一歩踏み出せなかった状態から、保健師さんへのその相談を皮切りに、
モラハラ夫との離婚への道は、どんどん進んでいくことになったのです。
コロナの今から逃げ出す準備
モラ夫と離れたい、別居したいという、絵に描いた餅のような願望は、保健士さんに相談したことにより、どんどんと現実味を増し、実際に、初回相談から別居に至るまでの期間は約6か月ほどとなりました。
すぐに非難する場所はなくても、モラ夫と離れるために取るべき行動、やっておくべきことはいくつもありました。
初回相談後、保健士さんは電話相談や家庭訪問を何度も実施して、相談相手となってくれた
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行政が行っている『無料弁護士相談』を紹介してもらった
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弁護士相談に行くと、別居に向けた証拠集めなどについて『具体策』を教えてもらった
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児童扶養手当など、別居後速やかに自分の口座で受け取るためには、男女共同参画センターなどで『事前相談が必要』という情報を入手(最終決定までにかなりの時間を要する)
⇩
ボイスレコーダーを購入し、証拠集めに着手、『手続き関係の事前準備』を開始
と、大まかにはこのような流れになります。
きっと、ひとりぼっちで悩んでいたらこんな風に行動できていなかったと思います。
そして、最初に相談の電話をしたときは、まだ、”離婚すること自体”を悩んでいたかもしれません。
でも、誰かと一緒に確認していくうちに、自分の気持ちを整理することができ、「やっぱりうちの人っておかしいんだよね?」っていう確認もしながら、進むことができたんだと思います。
こうなると、もう、立ち止まってる場合ではありません。
今は、コロナだから何もできないと悲観することはありません。
まずは、市役所や区役所の女性相談に連絡してみましょう。
今はコロナの影響で、混雑していてなかなか電話がつながらないかもしれませんが、それまでの間は、こちらでもお話を聞くことができます。
こちらでぜひ、苦しいこと辛いこと、何でもお話してくださいね。
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まとめ
モラハラを受け続け、苦しい毎日の中、自分を支えていたのは
「逃げ出したい」「絶対離婚してやる」という気持ちだったかもしれません。
でも、それを実際に行動に移すには、一つだけ足りないものがありました。
それは
まさに
「実際に踏み出す勇気」です。
話が通じないモラハラ夫を相手に子供を連れて離婚するって、本当に簡単ではありません。
だからこそ、あと一歩踏み出せないという人は多いと思います。
その「実際のスタートボタン」を自分ひとりで押すのはすごく難しいことかもしれません。
でも、誰かと一緒に動き出せば、それは可能になります。
コロナから解放されて、これまで通りの世界に戻ったら、すぐに行動できるように、いまこそ、離婚計画を実行に移しましょう。