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3. モラハラとの闘い

なぜ?あんな酷いモラハラ夫を「許してしまう」あなたの心の闇とは?

投稿日:

あなたは、モラハラ夫を許すことができますか?

 

許すとはそもそも、どういう事でしょうか。

許すとは、緩すと同義語だそうで、

辞書には、相手の罪や過失をとがめだてしないこと

とあります。

 

つまり、これまでの、数え切れないほどのモラハラ 夫の暴言や、罵詈雑言を、とがめずに、水に流すって事です。

どうですか?

できそうでしょうか?

 

もし許すことができたら、自分の心も穏やかになるのでしょうか。

許すことが全ての、解決になるのでしょうか。

 

一緒に確認していきましょう。

 

モラハラ夫を許すってどういうこと?

モラハラ夫を許すということはつまり、

モラハラな言動をすべて、水に流すという事です。

 

例えば、パートナーとして、人生の伴侶として選んだその人から、心ない暴言をあび、心を深く傷つけられた時。

子供の前でも、お構いなし、汚い言葉を並べて、子供も私も、苦しめられた時。

理不尽な要求、夫婦関係の強要、経済的なDV行為などを受けた時。

 

モラハラを受けたその時はものすごく苦しくても、多少反発しても、それでも、結果としては、

モラハラ夫を咎める事なく、全部を水に流して、まるで何もなかったかのように、また日々の暮らしを戻っていくという事です。

 

だけど、侮辱されたような、あまりにも酷い言動を受けた時の、

深い心の傷は簡単には癒えません。

 

表面的な暮らしは日々の生活を取り戻していても、鋭く傷つけられた心は、まだ痛んでいるはずです。

だけど、そんな深い傷も、心の痛みも、

全部自分の中に呑み込み、やがて消化する。

 

そうやって傷が癒えるのをただ、ひたすら待っている。

みなさん、そうではありませんか?

 

どんな苦しみも、そうやって、

無理矢理、無かったことにしようとしていませんか?

 

それはきっと、知っているからですよね。

モラハラ夫を咎めて、理解させて、もう二度としないようにと要求する方が、よほど難しいことだと知っているから。

その方が少しでも早く、家庭内に平和が訪れるからだと、知っているからですよね。

 

でも、それは

結果として、モラ夫に許しを与えたことになってしまいます。

それは、モラ夫からすれば、暴言を吐いても、何も言い返されず、とがめられず、静かにそれを受け入れて、普段通りにしている妻が、そこにいるだけのことです。

 

そら、みたことか。

正しいのは俺だ。

お前はそうやって、俺のいう事を聞いていればいいんだ。

 

モラハラ人間には、罪の意識がありませんから、そういう風にしか考えられません。

そうして許しを与えてみたところで、それによるモラハラ夫からの謝罪の言葉など、残念ながらあり得ません。

あなたは、心が押しつぶされそうなほどに苦しんで、辛くて辛くて、どうにか家事や育児をしている状態なのに、そんなのは、モラ夫には微塵も伝わりません。

 

仮に、モラハラ夫に暴言を浴びせられた時、

今回の事は許してあげるわそう言ってみても、モラハラ夫には伝わりません。

なんだよその上から目線の発言はとか、そもそも悪いのはお前の方だろうとか、そんな風に言われてしまうだけなのです。

 

モラハラ夫を許してはいけません

ご説明した通り、モラハラ夫に”許し”は通用しません。

 

通じないどころか、私たちが許すことによって、モラハラ夫たちは気をよくして、どんどんモラハラ行為に及びます。

何を言っても、暴言を吐いても、侮辱しても、怒鳴っても、それでも何も言わずに隣にいるあなたを、ずっとずっと標的にし続けるでしょう。

この人だって、人の親なんだし、この子たちの父親なんだし、私が選んだ人だし、時々すごく優しい時もあるし、やっぱりどこかで、まだ好きかもしれないし・・・。

 

それに、離婚できないし、やっぱり私が我慢するしかない。

今回も、辛いけど、苦しいけど、水に流すしかない。

 

そうやって、許すつもりなんてないけど、それでも、結果として

モラ夫に許しを与えることにより、

あなたには苦しみが残り、

モラ夫には満足を与えてしまう

のです。

 

もともと、あなたにだって、許すつもりなんてないかもしれません。

子供や、日々の暮らしを守るために、致し方なく、許しているのかもしれません。

 

でもそれは、

あなたや、お子さんを苦しめてしまう。

モラハラ行為を、どんどんエスカレートさせてしまうだけなのです。

 

だからもう、ひどい言葉を浴びても、侮辱されても、罵詈雑言を浴びても、何もなかったことにして、水に流すのはやめましょう。

もうこれ以上苦しめられないように、あなたに酷いことを言って、傷つけて苦しめた、モラハラ夫のことを、もう、許すのはやめましょう。

 

そして、「もう、私は彼を許さない」

そういう強い気持ちで決断できたら、あなたのモヤモヤとした思いも、同時に整理ができると思います。

 

モラハラ夫と、離れるための、心の整理です。

子供のため、家庭のため、生活のため、毎日辛くても、離婚を簡単に決断できない。それは当然の心理です。

そして、決断できないままでいると、日々の生活は待ってはくれないので、モラ夫を許してまた、進んでいくしかない。

 

でも、「もう許さない」と、自分の中で決断できたら、もうこの人は治らない、これから先もずっとずっと苦しめられるだけ、もうこんな生活は嫌だ、もう逃げよう、ここから逃げ出そうーーー。

 

そうやって、おのずと、モラ夫と離れる決断ができると思います。

そして、そうと決まれば、あとは、綿密な計画を立てて、実行するだけです。

モラハラ夫の元から逃げ出して、今頑張っている人、苦しみを乗り越えた人、調停や裁判を前に一生懸命準備している人・・・たくさんの同じ仲間がいます。

 

モラハラ夫を許さないという事は、モラハラ夫と離れる決断をすることです。

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まとめ

私は、元モラハラ夫のことを許しません。

 

私は先日、離婚が成立したところです。

調停や裁判の期間を含めれば、私はもう数年間、モラ夫と話もしていません。

だけど、これから先、彼に許しを与える日は来ないと思います。

 

モラハラ夫と離れて、毎日の暴言に苛まれることはなくなりました。

だから、もういいや。

あんな奴はどうでもいいや。

そういう気持ちも、もちろんあります。

でも、私が彼を許すことはありません。

 

モラ夫と住んでいた時、そうやって決断できた瞬間から、気持ちが楽になりました。

モラハラ行為は、行為そのものがものすごく辛いことですか、

それと同時にあるのが、自分の暗い気持ちや、整理できない心の葛藤です。

それだって、同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に、苦しくて辛い事かもしれません。

 

でも、自分自身の気持ちをはっきりさせ、

『離婚するの?離婚しないの?』

『いや、そんなの無理だよ・・・。じゃあやっぱりずっと我慢するの?それしかないの?』

そういう迷いのループから解放されるだけでも、少しは楽になれると思います。

 

『もうこの人とは離婚するんだから、大丈夫。』

何か言われても、そうやって整理をつけられるようになると思います。

これ以上苦しまないために、あなたも決断してください。

モラハラ夫を『許さない』と決め、あなたの人生を歩んでください。

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  • この記事を書いた人

***M***

私は子供つれてモラハラ夫の元から逃げ出しました。子供との穏やかな毎日はとても幸せです。モラハラの苦しみ・辛さ痛いほどわかります。私の実体験を知っていただくことで、同じように苦しんでおられる方のお力になれれば幸いです。お気軽にコメントください!お待ちしています。すぐにお返しできないこともありますが、必ず返信いたします。

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