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4.モラハラとの決別(離婚)

夫のモラハラで「うつ病」になる前に気を付けるべき事は?

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電車の中や商業施設でたまに、妙に仲の良い夫婦を見かけることはありませんか?

彼らは、本当に夫婦なのだろうか。

久しぶりに会った友達のような、どこか新鮮味のある受け答えをしている。

毎日毎日顔を突き合わせているのに、どうしてそんなにも楽しそうなのだろうか。

 

どこからどうみても夫婦だけど、何の屈託もない顔で笑いあっている男女を見ると、夫婦のように見えるけど、本当は不倫カップルなのかもしれない。

あ、いや、奥さんは何のストレスもなさそうだけど、口数の少ない夫のほうは、ふだんから相当我慢しているのかもしれないな・・・。

他愛もない光景だというのに、そんな風に思えてしまう、悲しき心理

 

それは、モラハラ夫との夢も希望もない毎日が私にもたらしたものです。

こんなこと一生考えず、何でもない毎日を穏やかに過ごしていたら、どんなにいいだろう。

そんな夫婦とは真逆で、毎日、毎分、毎秒、夫と過ごすストレスと闘わなくてはならない私たち。

 

今回お話しするのは、そんなモラハラと、うつ病の関係です。

私たちモラ夫を持つ妻たちにとって、その日常はストレスそのものです。

そのストレスは、うつという怖い病も引き起こします。

今回はその実態に迫っていきたいと思います。

 

うつ病は苦しい病気

私は、夫のモラハラが原因で「パニック障害」に罹ってしまいました。

そのメカニズムや詳しい病状などはこちらの記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

モラハラ夫のせいでパニック障害になった私の体験といま!

続きを見る

 

モラハラのストレスは、相手に精神疾患を引き起こします。

うつ病やパニック障害などの精神疾患は、その人たちから様々なものを奪います。

仕事ができなくなったり、日常生活が制限されたり、後遺症を残したりします。

 

モラハラによる精神疾患は、モラ夫との離婚の際、

慰謝料をとれる一つの要因ではありますが、できれば皆さんには、病気になってほしくはありません。

特にうつ病は、本当に苦しい病気なんです。

 

 

うつは、まず、その人の大好きなもの」を奪います。

 

人ってみんな、趣味や大好きな物があったりしますよね。

どんなに仕事や育児、毎日の生活に疲れていても、好きなことは別。

それをするときの労力や意力は、グワーッと沸いてくるものですが、それらが無くなってしまうんです。

 

例えば、料理が大好きで、四六時中献立の事を考えていたのに、そんなのどうでもよくなって、料理が面倒で仕方なくなってしまう。

子どもが眠ってから録画したドラマを観るのが毎日の楽しみだったのに、体が怠くて重くて、起き上がるのも面倒になってしまったりもします。

 

それから、めまいや頭痛や耳鳴りなどの身体症状を起こし、気分も浮き沈みが激しくなります。

それから、食欲がなくなる。

それこそ、どんな大好物もどうでもよくなってしまいます。

ずっとまともな食事をしていなくても、とにかくお腹がすかないんだそうです。

それから、口数も減ります。

日常の些細な会話や、喋ることさえ億劫になってしまうというのです。

さらには、睡眠障害。

夜眠れず、眠ったと思っても眠りが浅く、何度も起きてしまったり、昼間に急に眠くなってしまったりするのだそうです。

 

こんな症状、皆さん当てはまっていませんか?大丈夫ですか?

これらはうつ病の一つの症状にすぎません。

これがもっともっと重度だったり、何年も続いたりしてしまうんです。

だんだん社会からも疎外されたようになり、普通の生活ができない自分を責めるようにもなります。

何より大切な、かけがえのない子供の存在だって、自分の意に反して面倒を見ることができなくなり、モラ夫に奪われてしまうかもしれません。

 

うつ病と慰謝料

できれば病気になってほしくはありませんが、もしも、夫のモラハラが原因でうつ病になってしまったとしたら、その時は全力で慰謝料をとりましょう。

 

モラハラ夫からうつ病で慰謝料をとるために必要なのは、やはり、「証拠」です。

 

最も有力な証拠は

「夫が原因でうつ病に罹ってしまった。」という医師の診断書だと思います。

それプラス、モラハラを受けてきたことの日記やメモ、録音です。

 

ほんとうに証拠は大事ですよ!この記事が参考になります。読んでみてください。

モラハラ夫との調停・裁判!勝つための証拠はこれだ!

続きを見る

 

モラハラ夫からとれる慰謝料の相場は、50万円から300万円だと、とある弁護士事務所のホームページに載っていました。

ずいぶん開きがありますが、その精神疾患が夫によるものなのか、妻がどんな苦痛を受けたのか、

いかに物的証拠で証明できるか、なんだと思います。

 

そして、婚姻生活期間が長く、モラハラを受けてきた期間も長く、回数も多く、そして、モラ夫に資力があると、グッと慰謝料獲得の確率は上がるとのことです。

モラハラ夫から慰謝料をとるには。詳しい記事がありましたので、載せておきます。

私のほうでも、モラハラと慰謝料の関係についてもっと詳しくまとめた記事を、今後作成したいと思っています。

 

慰謝料請求、私の場合

私は、日記や録音がすこしだけある状態で、モラ夫への慰謝料請求をしています。

 

病気になった事だけではなく、精神的・身体的苦痛への慰謝料としてです。

それがどの程度認められ、最終的な判決が下るかわかりませんが、担当の弁護士の先生からは、あまり期待しないように言われています。

 

私の証拠は・・・

残念ながらコレという決定打にかけています。

 

私は、夫のせいでパニック障害になってしまったことももちろん訴えました。

でも、過去にさかのぼって裁判のために当時の担当医に書いてもらった診断書には、

「夫のせいで」という文言はありません。

 

皮肉なものですが、一年ぶりくらいに当時通っていたクリニックを訪れると、私の担当をしていた医師はもうそこにはいませんでした。

当時のカルテを見ながら別の医師に書いてもらいました。

書いてくれた医師は、いい先生でしたが、当時のカルテに、「夫が原因」と明確な記載がなかったんだそうです。

 

心療内科にもいろいろな先生がいます。

心療内科で診断書を書いてもらうことは、たぶん多いんだと思います。

周りに理解されにくい心の病について、医師に証明してもらい、会社や周りの人に提出するからです。

 

でも、協力的な先生もいれば、そうでない先生もいると思います。

私はパニック障害の時、2軒のクリニックにかかりました。

最初にかかったクリニックで、なんだかここの先生とは合わないな、と思いったからです。

不調を訴えているにもかかわらず、

問題の根本を解決するようなヒアリングも大して行わず、薬を処方されただけだったからです。

心療内科を選ぶときは、病院の口コミや情報をたくさん検索してみてくださいね。

 

そして、モラ夫はなんと、その診断書を逆手に取り、

「精神病の人間に子供を育てられるはずがない。」とし、親権要求の材料にしてきたのです。

本当にあるんですね、こんなモラ夫あるあるみたいな話が。

 

いや、ていうか、あなたの暴言が原因で、あなたに傷つけられて、それで病気になったんですけど・・・なんて、もう、ツッコむ気にもなれません。

 

注意ポイント

  • うつの診断書を書いて貰うときには、医師に原因(モラハラ夫であること)をしっかり書いて貰うこと!
  • モラハラの内容を示す、日記・録音・SNSのやりとりなどを残す。

 

 

私自身の離婚裁判は、現在も継続中です。

この件について最終判決が出たら、そのときはまた、ご報告しますね。

 

まとめ

あなたのせいで病気になったと言っても、「ごめんなさい。」と言えるモラハラ人間はいません。

自分だけを尊重し、周りを卑下するモラハラ人間には、自分以外の人間を思いやったり、心配したりする機能がないからです。

妻がうつ病だと訴えれば、逆に、「俺のほうこそうつ病だ」と言い返してくる輩もいるかもしれませんね。

 

でもそんなことよりも、モラハラのストレスや苦しみは、うつ病などの重い精神障害を患ってしまう事を知ってください。

そしてその病気と向き合い、治療することは、とても辛いこと。苦しいことを知ってください。

思い当たることがあったら、まずは相談です。

絶対に一人で抱え込まないでくださいね。

【実体験】モラハラ夫に悩まされ役に立った『相談窓口』とは!

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  • この記事を書いた人

***M***

私は子供つれてモラハラ夫の元から逃げ出しました。子供との穏やかな毎日はとても幸せです。モラハラの苦しみ・辛さ痛いほどわかります。私の実体験を知っていただくことで、同じように苦しんでおられる方のお力になれれば幸いです。お気軽にコメントください!お待ちしています。すぐにお返しできないこともありますが、必ず返信いたします。

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