モラハラが辛くて苦しくて…誰かにすがりたくなる想い。
モラハラに悩まされ、苦しい毎日。
心が通わない夫。
こんなに苦しめられてると、もう、周りが見えなくなってしまう。
いっそ…彼氏でも作ってしまおうか。浮気してもいいかな。
ズタズタの心に寄り添うかのように、
優しく声をかけてくれる、会社の上司。
学生の頃からの友人。
昔の恋人…。
神様、許してくれますか?
私はもう限界です。
そんな、切実な思いを抱えたあなたに…。
モラハラ被害者は浮気しやすい?!
私自身、モラハラ被害者です。
でも、浮気も不倫もしていません。
だけど、浮気や不倫をしやすいタイプなのかもしれません。そう思っています。
理由は、依存心が強いからです。
そもそも、モラハラについて知り、その被害者である自分の心理についても知り、そうやって調べていくうちにわかったことです。
被害者を歪んだ形で支配し、洗脳するモラハラ人間。
彼らに見込まれただけのことはあります。
モラ夫と出会ったばかりのころの自分を、自己分析すれば、
人を信じやすく、のめり込みやすく、弱く、脆い。
そういう人間だったと思います。
参考記事
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モラハラ夫に洗脳されやすい被害者妻の「心理と性格」を考えてみた!
私は、モラハラ夫と離れた今、 自分は洗脳されて居たんだな っ ...
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私がモラハラに悩んでいた頃は、幸いにしてというか、そばに誰かいたり、
悩みを打ち明ける男性はいませんでした。
でも、最も苦しいどん底にいた時、脆い心を支えようとしてくれる誰かがそばにいたら、違う結末になっていたかもしれません。
私は浮気していたかもしれない
子供が生まれたばかりだと言うのに、生活を変えるつもりがないモラハラ夫。
乳飲み子がそばで眠っていても、好きな音量でテレビを観て、好きなように外出していました。
それについて改善を求めるように伝えても、なぜ俺が変わる必要があるのかと言う態度。
家事も育児もワンオペ状態の中、ほんの少し手を貸して欲しいと頼めば、
「たったそれだけのこともできないのか。」と言われ、次々と暴言を浴びました。
赤ちゃんが母乳をうまく飲めず、睡眠時間もままならないような時、休日、モラ夫が急に帰ってきて、すぐに食事したいというので、
冷蔵庫にあるものでさっと作って料理を出すと、ゴミでも見るように扱い、そのお皿を指で突き、
「これ、下げていいよ。外で食ってくる。」
そう言って料理をそのままに、さっさと出かけて行きました。
別に、手伝ってくれなくても、労いの言葉をかけてくれなくてもよかった。
ただ、育児を理解し、普段と違うことも、静かに受け入れてもらいたかった。
それだけです。
でも、モラハラ夫は、それを絶対に、絶対に許しませんでした。
子供が生まれたことで変わる生活、我慢しなければいけないこと、制限されること。
その代わりに得た、2人の間に出来た、ここにやってきてくれた小さな命なのに。
私は何のために、こうして子育てをしているのだろう。
こんなに必死なのに、どうして伝わらないんだろう。
モラハラを理解していなかった当時の自分は、どうすれば伝わるのか、どうすれば夫と分かり合えるのか、毎日毎日悩み苦しみ、一生懸命言葉を紡ぎました。
でも、彼に伝わることはありませんでした。
何もする気力がありません。でも、赤ちゃんは隣で目を覚まし、お腹を空かせている。
そろそろモラハラ夫のことを起こし、お弁当も作らなければいけない…。
そんな風に、心が落ち着かないまま、体を動かしていた毎日は、本当に本当に苦しかったです。
産後の体が痛くて辛いことなんて、考える暇がないくらい、モラハラが苦しかったです。
そんな風に、身も心も、ボロボロの時、誰かの優しいぬくもりがあったら、縋ってしまうのかもしれない、そう思いました。
体を労わり、少し手を貸してくれるだけでも、心に染み込んだはずです。
いけないとか、はしたないとか、そう言うのを飛び越えて、誰かに助けてもらいたいというような、そんな感覚。
猛吹雪の中、必死に歩いてたどり着いた山小屋に、助けを求めるみたいに。
それくらい追い詰められた時はもう冷静な判断も、普通の時ならできる判断も、できなくなっていたと思います。
宅配便のお兄さんがイケメンだったら、男性として意識するとか、そう言うことじゃなくて、例えば、偶然にもSNSで繋がった昔の彼氏。
少しメッセージをやりとりした後、「お前また無理してるんじゃないの?」そんな風に懐かしい声を聞けば、心がどうにかなっていたかもしれない、そんな風に思うのです。
だけど、浮気も不倫もダメ、絶対!
「どんなにモラハラで苦しくても、不倫、浮気、絶対しないでください。」
これは、ネット上で見た、とある弁護士さんの言葉です。
モラハラを専門に取り扱い、モラハラを熟知した男性弁護士の言葉。
いきなり現実へと引き戻してしまいますが、
ご存知のように、「モラルハラスメント」は、法廷離婚事由として認められていません。
一方で、
「不貞行為」は、法廷離婚事由として認められています。
不貞行為は、婚姻関係にある男女どちらかが、自由な意思にのっとって、異性と肉体関係を持つこと、とされています。
つまり、不貞行為、異性と肉体関係を持てば、法廷離婚事由になります。
法廷離婚事由となれば、一方的に離婚されるだけでなく、財産分与、親権などにおいても、
有責配偶者として、全ての権利を失ってしまいます。
有責配偶者とは、読んで字の如く、責任のある配偶者、つまり、自らが要因をつくり、婚姻関係を破綻させた人です。
有責配偶者からの離婚の申し出も、原則認められないことになっています。
こんなに恐ろしいことはありません。
たとえ、辛くて苦しくて、どうしようもなくて、たった一度きり、優しさに身を委ねてしまっただけでも、
モラハラ夫がそれでも離婚を望まなければ、離婚することもできません。
一生、モラ夫に攻め続けられながら、言うことを聞いて過ごさなければならないんです。
離婚できたとしても、財産はもちろん失い、親権を取られても、何も言えません。
ちょっと想像して見てください。
相手はモラハラ夫です。
妻が浮気や不倫をしているかもしれないと感付けば、あらゆる手段を用いて、その証拠をつかもうとしてくるでしょう。
そして、もし証拠が出てきてしまったら、もう…あとは想像できますね。
浮気や不倫をしている場合ではありません。
辛くて苦しくても、浮気や不倫は、絶対に絶対にダメなんです。
それはKotaさんだけではないですよ。私はモラハラ夫と熟年離婚した者で、親権問題には無関係なのですが、ある別居親である父親のTwitterさんのツイート見たら、子供さん達に愛情を注いで来た父親より、有責
配偶者である不倫妻を優先している事に疑問を持ったので…司法のどこに正義があるのか?疑問…— キンモクセイ (@kinmokusei365) October 2, 2018
まとめ
モラハラに苛まれている時、浮気や不倫をしてしまいそうになる自分。
それぐらい苦しいことだと、被害を受けたことがある経験者ならば、みんなわかっています。
誰も、責めるつもりもありません。
だけど、それが発覚したら。
モラハラ夫にバレてしまったら、地獄の始まりです。
一生モラハラ夫の奴隷になるのが嫌なら、子供を奪われるのが嫌なら、絶対ダメ。
絶対にしてはいけません。
子供のためだと思えば、強くなれるはずです。
それなら、もう、潔く離婚しましょう。
私は、そんな脆い心を断ち切って離婚に踏み出しましたが、
法廷自由なんかなくたって、モラハラ夫との離婚は壮絶です。
モラハラ夫との離婚調停がどんなものかまとめておきましたので、よろしければこちらもご覧ください。
参考記事
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モラハラ夫との離婚調停とはどんなもの?不成立の場合は?
離婚には、協議、調停、審判、裁判といくつも種類があるのをご存 ...
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でも、いつか離婚はできるはずです。
そしたら好きなように、自分の人生を楽しみましょう!