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モラハラのトラウマを克服したい!実体験からのおすすめ対処法とは?

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モラハラから解放されたのに、モラハラのトラウマがあってつらい…

そんな被害者って結構います。(※トラウマ=心的外傷、心の傷です)

あるいは、今モラハラに悩んでいる方の場合でも、泣きっ面に蜂ですが

『モラハラのトラウマが原因』でモラハラを悪化させてしまうこともあります。

こんな負の連鎖…断ち切りたいですよね。

どうやったらモラハラのトラウマは克服できるんでしょう?

一緒に克服の道を考えてみましょう!

これができれば、モラハラ自体も克服できることにつながりますよ♪

 

モラハラで負ったトラウマって克服が難しい…苦しみは続く?!

モラハラのトラウマ後遺症(PTSD)って、根強く残ります。

別れたからキレイさっぱり終わり!新しい自分に☆

…なんて、簡単にはいかず、克服に時間を要する人って多いんです。

 

そんな私もその1人でしたし、今もなお、たまに

その言葉は…心が乱される…動揺する…

と、消化に時間がかかってしまう言葉言い回し(言い方)があって、

とっさに心が構えてしまう時あります。なかなか抜けませんね…。

 

 

モラハラ期間が長い分、克服に時間がかかる場合もありますし、

期間に関係なく、傷の深さからトラウマが克服できないこともありますし、

被害に遭われた方の性格も関係があるのかもしれません。

 

また、モラハラから抜け出してもなお、トラウマに苦しむこともありますが、

最初に触れたように、今モラハラに悩む場合であっても、

トラウマが原因でモラハラを悪化させてしまうこともあります。

 

モラハラは人の心をとことん破壊する心の暴力とも言われるとおり、

日頃モラ言動から、深いトラウマを負うのも、無理はないのですよね。

 

 

徐々にじゃなくても、一発の打撃(心の外傷)が、

相当の痛手になってしまうこともありますもの…。

とても元気だった人が、ある経験から一気にふさぎ込むのもよく聞く話。

 

たったひと言であろうと、人の心を深く傷つける発言や対応ってあって、

心がぽっきり折れてしまう・心の線がプッツリ切れてしまう経験をしたら、

それが引き金(トラウマ)になって、以後、すべてが狂ってしまうんです。

 

前置きが少し長くなってしまいましたが、モラハラ被害者には

どんなトラウマが残るのか、どんなものがトラウマになるのか、少し考えてみます。

 

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『本音を言うのが怖い』…刷り込まれた自分はダメな奴という認識

モラハラによって、削がれた自信や自尊心。

わたし
自分がいけない。自分がダメなんだ…。

という考えが刷り込まれて、トラウマになってしまうんですよね。

 

こんなことしたら(言ったら)怒らせるかもしれない…

という思考が出来上がっていて、自分は人を怒らせてしまうかもしれない…

私=気を付けないと人を不快にさせる人と思ってしまう…。

 

これ、立派なトラウマですね。

 

 

相手がモラ人間かどうかに関係なく、本音を出すのが怖くなってしまいます。

これまで思うことを口にすると全否定されて、言い負かされてきた結果、

怯えて顔色をうかがう習慣ができているからです。

 

散々お前はわかってない、ダメな奴という言い方をされ、

自分が悪いと思い込まされてきたため、本音を出すのが怖くなっちゃって…

周りに嫌われないよう良い人に徹底して…気を遣いたおしてしまいます。

 

そんな関係で一生懸命取り繕っていても自分がしんどいだけで、

しかも、本音を話せないので、真の仲間・友達もできにくい…

こうして、自分にマイナスばかりの悪循環になってしまうんです。

 

 

そんな状況だと、残念ながら心無い人も引き寄せてしまいがちで…。

本音を言うと人を不快にさせるという経験が、モラ生活で板についているため、

どうしても自分を出すのが怖くなっちゃうんですよね。

 

特にネガティブな本音を言えなくなり、自分の負の感情は

自分の中で消化するしかなくなってしまって…ネガティブな気持ちは、

共感や同意をもらうと救われた気持ちになることもあるのに…。

 

怖くて、自分の本当の気持ちを吐き出せないって、本当に苦しい。

でも…散々本音をこてんぱんに言い返されてきたんですもの…

そりゃ…怖いですよね、人に本音を伝えるなんて。。

 

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嬉しいはずの『人の優しさ』が 素直に受け止められない 時がある…

周りの人からの、些細な優しさや善意が嬉しい☆彡

と、素直に思える時ももちろんあるのですが…。

これまでのモラハラ生活で、どうしてもその裏を考えてしまうこともあります。

 

純粋に人の優しさを、素直に受け取れない自分にも、

少し悲しくなってしまうんです。。私もそれはありました。

 

モラハラ男って、善意・優しいと見せかけて、それが追って、

恩着せに変わったり、やってやっただろうという押し付けに変わったりするので、

人になにかしてもらう=あとあとそれが自分の弱みになる

っていう方程式が被害者の心には成り立ってしまいます。

 

 

人になにかをしてもらう、助けてもらう、そんな人として当たり前のことが、

嬉しいと思える時もあれば、相手の善意が怖くて自分から一線を置いてしまって、

うまく関係を築けなくて…人との関係に怯えちゃうんです。。

 

どうしてこんな風になってしまったんだろう…

って、自分の荒んだ心を目の当たりにして、嫌になっちゃったり…。

人を疑う気持ちを持つ自分にショックだったり…。

 

本当に悪意なく、人が自分のためにやってくれたことにすら、

負い目を感じてしまうって…相手にも失礼だったりしますからね…。

 

 

モラハラとは違う人だとわかっていても、やっぱり怖い…。

頼ったり、なにかしてもらったりして、素直にありがとうだけで終われなくて。

人になにかしてもらう・助けてもらうこと自体に怯えるって、苦しいんです。

 

勝手にプレッシャーを感じてしまって、弱みを握られたような気がして…

人の優しさを欲している反面、そうされると怖いって、超あまのじゃく。。

これじゃ、負い目を感じてばかりで生きた心地がしません…。

 

自分から壁を作ってしまって…この生き方はしんどいです。

こういう素直じゃない人を可愛くない!って思う人もいますしね…。

なにかしてもらうことに、私なんてそんな…と謙遜する傾向もあるのかもしれません。

 

もっと甘え上手に…もっと素直になれたらいいのに…。

 

モラハラされる方が悪い!という意見に怒りや葛藤を感じてしまう?

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周りの『ちょっとした言葉』にも、無意識的に反応 してしまう…

モラハラの苦しみによる思考癖ってありませんか?

その影響もあってか、人の何の気ない発言を責められているように受け取ってしまい

無意識的心が反応してうろたえることがあります。

 

思考癖を呼び戻してしまうようなフレーズやキーワードがあって…

私は未だにそれあります。発した本人には、まったくそんな意図はないのに、

どうも受け取り方が上手にできないというか。。

 

被害者意識といえばそれまでですが…勝手にネガティブに受け止めてしまうんです。

完全にこれまでの習慣の結果であって、特定の言葉などで当時の苦しみが

フラッシュバックしてしまうんです…トラウマでしかありませんね。

 

 

これまでのモラ経験から、心が反射的に反応してしまいます。

でもそれは、それだけ自分がモラハラで傷ついたって証拠でもあって…

普段は大丈夫でも、ちょっとしたきっかけで、古傷が痛むって感じでしょうか。。

 

たとえば、何の気なしに誰かが、『あー忙し~!なんでこんな忙しいんだろ~』

と言ったとします。別に深い意味はない、ただの疲れの叫びとしてです。

(※この話、わかりやすいように、ちょっと大げさに話します。)

 

モラハラ男に散々裏のある、察しろよ系嫌味を言われてきた被害者は、

この言葉が自分の中で勝手に変換されてしまって(幻聴とかではないですが)

わたし
私にもっとやれって言いたいのかな…

ひそかに感じてしまいます…。私のこと言ってるのかなって。

 

 

これはモラハラ被害者だからこそわかる話かもしれません。

普通の人(なんらかのハラスメントの被害者にならない人)からしたら

被害妄想・気にし過ぎ・根に持つねで片付けられるんでしょうが…。

 

発する言葉の裏に嫌味があるモラ男に、散々、

お前のせいでという言い方をされてきたので、

こういう人の些細な発言にもドキッとしてしまうんです。

 

自分はいつも責められる立場…

という感覚があったので、似たような状況・発言に不安になることもあって。。

 

わからない人からしたら、めんどくさいって思われそう…

こう思ってしまうと、また本音を話すのが不安という…

負のスパイラルに突入してしまいます。。

 

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見る目のない『自分に不信感』…新しい恋なんて怖くてできない!

自分も一度は惚れた相手が、モラハラするような人だった。

その事実はもちろん消えません。しかし、自分もその人を選んだ…

という現実を受け止めた結果、自分に不信感を抱くこともあります。

 

自信がなくなっちゃいますよね、男の人怖いって思っても無理はないですよね。

新しい恋愛を焦る必要はないんですが、私もこの感覚ありました。

 

私の場合は、2つの意味で恋愛が怖くなったんです。

  • どうせ私は見る目ないから、傷つく相手しか選べない…(自分のせい)
  • どうせ私を好きになる男性なんて、私を裏切るんでしょ(相手のせい)

 

このツイートのわかります。こういう時私もあった…。

モラを受けたショックがでかすぎて、怖いんですよね。

自分にも原因があったのかもと薄っすら気づいているから、怖いわけで。

 

自分は人を好きになっても、どうせ大事にしてくれない人しか選ばないのでは…

どうせ私は素敵な恋愛なんてできないんだ…

恋愛なんて傷つくだけだから、しない方がマシ。

 

と、自分を疑い・人も疑い…

でも人間って、1人じゃ生きれないわけで。(←人としてです)

人との関わりは本能的に必要なのに、それを否定するような感覚というか。

 

わたしはモラハラ夫と出会う前にもモラハラ彼氏がいたことがあり、男性を見る目がないのは明らかなので・・・もう男性が怖いです。

モラハラ加害者は、付き合う前はすごく気が使えて、先回りして準備しておいてくれたりするので、全然見抜けなかったというモラハラ被害者はたくさんいます。

自分がこういう性格でいる以上またモラハラ人間が寄ってくるかも、という恐怖はつきまといます。

引用元:バツイチ34歳からの立ち直り方

 

自分が変わらないと、これを繰り返すんだろうという諦めや絶望感。

自分が変わるって…そんなのできるの?という自分への不信感。

もう恋愛なんてしない方が良いのかもという孤独感。

 

こんな感情になるのも、やはりモラハラのトラウマが原因でもあって、

自信もないし、楽しむことを諦めるメンタルにしかなれない…。

自分に不信感を抱きながら生きるって、結局、自分を大切にできない生き方しかできません。

 

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簡単には抜けない罪悪感や自責癖…消えない苦しい記憶や喪失感

ちょこちょこ過去の記事でも書きましたが、モラハラのトラウマって、

共依存関係の克服の厳しい道のりとも言い換えられると思います。

共依存関係にあった相方を失うのは、被害者であれ苦しむもの

 

私もこの共依存の克服の過程で、これまでのモラ経験のトラウマから何度も

虚しさ自責、喪失感などに苦しみました。。

虚無感がとにかく大きくて不安定になっちゃうんです。

 

嫌で嫌で仕方なかったはずなのに、いざ離れてからも

しばらくは色んな感情が襲ってきて、抜けない罪悪感に苦しみました。。

 

 

あんなに苦しんだ・嫌だったにも関わらず、

  • ひどいことをしたのは私なのかもしれない…
  • もっと私が我慢するべきだったのかもしれない…
  • 私は薄情なんじゃないか…
  • 相手にも良いところ・良い時もあったのに…
  • 裏切ってしまった…こんなことをしてよかったんだろうか…

と…一人で立っていることが怖くなってしまったんです。

 

支配されていていたことがなくなって、晴れて自由だ~!とは…

そう簡単にはなりませんでした。。

 

この不安定な心のままいる時間は、生きた心地がしなかったです…。

生きた心地がしないというと大袈裟に聞こえるかもですが、

不安で怖くて今にも崩れそうな気持ちというか。

 

 

悔しいのですが、このツイート、当時の自分には図星です…。

これまで人生を支配されていたものを失った喪失感を感じた時、

自分がダメだったのかも…という自責と罪悪感があって。

 

また、モラハラ人間との思い出のあるものすべてが怖くもあって、

モラハラ人間を思い出す景色、食べ物、匂い、言葉…あらゆる経験・記憶が、

あの時の苦しみを思い出させる要素になってしまっていて。

 

先ほど紹介した、人の何気ない言葉にも敏感に反応してしまい、

恐怖がよみがえる感覚もこれに該当するのかもしれませんが。

 

 

私の場合は、電車に乗っていると急に怖くなって、呼吸が苦しくなるような

パニック障害も後遺症でありました。こういった喪失感や虚無感・自責癖って、

トラウマになるか、精神的なトラブルになるかの別れ道なんですよね。

 

別れ道とは言いましたが、トラウマも後遺症のメンタルトラブルも、

両方引き起こす可能性も十分ありますし。この気持ちを長く引きずっていても、

苦しいのは被害者本人だけというのも虚しい原因なのかも…。

 

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トラウマを克服できないと『モラハラエンドレス』になる!?

モラハラのトラウトを克服できないでいると、今モラハラに苦しんでいる人の場合、

モラハラを悪化させてしまうことになる可能性大。

あるいは、モラ男と別れた場合であってもまた違うモラ男に捕まる可能性も…。

 

これは、本当にあり得る話です。(実際にありますし…)

残念ながらモラハラ人間は、必ず一定数います。いなくはなりません。

そして、奴らは弱っているモラれそうな人を見極め、忍び寄ってきます。

 

酷な話ですが、トラウマを克服していない=モラられ要素満載

ということでもあって、弱っている時に近づいてくる人は、けっこう危険。

 

 

(メンヘラって言葉、好きじゃないのですが…)心が不安定になっている時って、

このツイートのように、類友変な人を選んでしまう心況にあるんですよね。

 

今なおモラハラに苦しむ人は、日々のモラ言動によって萎縮が悪化していますから

わたし
こんなことを言ったら(したら)、またモラが再発動されてしまう

と…重々理解しているので、怒らせないように・めんどくさいことにならないように

と、間違えた自分(心)を守る対応をしてしまいます。

 

これって、心を守っているようで実は、これまでのモラ言動で、

心が傷を負っている(トラウマがあるから、

こういう間違った自分の守り方しかできなくなっているのではないでしょうか?

 

 

モラハラって、あらゆることに恐怖を植え付けるようなものですから。

恐怖で相手の心を縛り付け、相手を支配し、心身共に自由を奪われて、被害者は

今目の前にある恐怖から逃げることだけに精一杯になってしまいます。

 

遠回りな言い方になってしまいましたが、この恐怖こそがトラウマの原因…。

もうあんな思いしたくない…という心の傷を知っているからこそ、

モラハラ男を悪化させてしまう対応をしてしまうんです。

 

トラウマを乗り越えて、心に傷を負わせるような相手と決別する判断

をしない限り、ずっとモラ男の標的にされてしまいます。トラウマの克服って、

モラられ体質から抜け出すという側面もあるのではないでしょうか。

 

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モラハラで負ったトラウマを克服したい…でもどうしたら良い?

トラウマって、正しく克服しないと悪化してしまいます

心が苦しみだらけになって、思うように生きられず、

別の精神疾患に発展してしまう(PTSDなど)こともあるんですよね…。

 

トラウマのせいで、これからの人生にも支障が出てきてしまうのはつらいし、

そのまま放置して克服できないままいたことで、

苦しい気持ちでこれからも生き続けるのは、本望じゃないはず…。

 

 

自分の傷の癒し方なんてわからないくらい、モラハラ体験で傷ついたんですから、

どうやれば克服できるんだろう…

って不安にもなってしまうと思います。というか…

自分の癒し方をわかっていれば、トラウマにもなっていませんものね。

 

モラハラは離れたからって、いきなり元気に戻れるものではない。

これは私も身をもって痛感しています。(中には離れただけで復活する人もいますが)

でも、どうやってこの苦しみを克服したらいいのでしょう?

 

ここからのお話は、今モラハラに苦しむ人にとっても大事なことだと思うので、

トラウマなんてないし…と自分に関係ないなんて思わない読み進めて欲しいです。

 

おすすめな良い記事がありました!

 

モラハラ男なんて許せなくて良い!そんなあなたもいても良い♪

傷付けられてできたトラウマを克服したいなら、相手を許す・忘れる

…なんて、私はしないでいいと思っています。

トラウマに苦しんでいる時は、許すとかそんなの考えないで良いのではないでしょうか?

 

憎しみの感情は、相手を許すことで解放されるとか…たまに聞きますし、

確かにそれもあると思うのですが、許せなくても良いって発想もありでは?

そんな自分がいたっていいじゃないですか♪

 

モラハラは許すとかそういうことじゃないと思うんです。

なぜならモラハラによってできたトラウマに苦しんでいる時は、

無理に克服よう・忘れようとしても、逆効果になることがあるから。

 

 

そもそも、モラハラは許せなくて当然だと思います。それでいいし、

許して気持ちを切り替えようとする必要もない。許すも許さないも関係なく、

それだけあなたを苦しめたというのは消えない事実なんです。

 

事実であって、そういう経験をした過去は消えません。

否定しないで良いし、後悔する必要もありません。

自分はモラハラでとても傷ついた。それのみ受け入れてください。

そうしないと…

 

「認知のゆがみ」とは、その認知が極端に誇張され、不合理な方向に偏ってしまっている状態のこと。
~中略~

「認知のゆがみ」があると、現実を正確に認識することができず、ネガティブな思考や感情が強調されてしまいます。

これが精神病理状態(抑うつや不安)を永続化させてしまうのです。

引用元:保育のお仕事レポート

 

心理用語なんですが、認知の歪みが起こってしまうんです。この認知の歪みって、

トラウマを放置した結果のPTSDの症状のひとつで、すごーくつらい。

人を許せない自分=悪という思考になってしまうんです…。

 

簡単に言うと、認知の歪みとは認識に偏りが生じることをいうのですが

白か黒か、YESかNOか、0か1か、善か悪か…そういう極端な思考だけに

縛られるようになり、ネガティブな方の選択肢を採用してしまいます。

 

…この生き方めちゃくちゃ苦しいです。

 

認知の歪みチェックはこちら!

 

こうならないためにも、許す・許さないにこだわる必要はなく、

起きた事実として受け止めることで、トラウマ悪化を阻止・克服する方向にもっていってほしいんです。

忘れようとしても忘れられないし、許そうと思って許せるのであれば苦しみません。

 

ここで無理して忘れよう・許そうとしてみても、それが出来なかった時に、反動で自分を責める発想しか生まれず、また苦しむことになるだけですから。

途中でご説明した、無理した結果の逆効果とは、↑このこと↑なんです。

 

ですから、変に忘れよう・抵抗しよう・許そうなんてしないで良いので、

それだけ傷ついて心が反応しているんだという事実を

受け止めるようにしてください。焦る必要はありませんよ♪

 

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トラウマは克服できないと諦めないで!慣れていく時間も必要!

モラハラでできたトラウマの克服には、時間がかかるのは当たり前。

そう思って、とにかく焦らないでいてください。

わたし
いつまで経っても克服なんてできない!

と、時には諦めたくなることもあるかもしれませんが…。

 

徐々にあなたの心を蝕んでいって、トラウマになってしまったんです。

逆にいえば、徐々に回復していけばいいのですから♪

少しずつ、心を修正していくイメージを持って自分に優しくいましょう!

 

 

トラウマの苦しさ故に、早く克服したいという焦りも出てきてしまいがちですし、

克服できていない自分に気づいては、また

やっぱり…まだ傷なんて治ってないんだ…

と、自分に対するプレッシャーやショックも感じるかもしれません。

 

しかし、少しずつ人の優しさにも慣れていけば良いんですし、

少しずつモラハラのない世界にも慣れていけば良いんだと思います。

最初はその環境が怖いとは思いますが、ゆっくり慣れましょう♪

 

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『少しの勇気の積み重ね』と『成功体験』がトラウマ克服の鍵!?

モラハラのトラウマ克服には、成功体験がとっても大事!!

人との関係で、いいイメージを蓄積していってほしいんです!

それにはちょっとずつ、自分が勇気を出すことも必要になってきます。

 

私のモラハラによるトラウマがどんな感じだったかというと、

自分も相手も仮面をしていて、どちらも本性を隠している感じ。

傷つかないように仮面をかぶり、周りの人も疑って信じる気もなかった。

 

傷つかないための心の距離を取っていたんです。自他共に信用しない人間不信。

人が怖いから自分自身をさらけるのも、相手と心の距離を縮めることも、

警戒しまくってたって感じでしたね…。近づかないでみたいな。。

 

 

人を不快にさせて嫌われるのが怖い、人に近づきすぎて傷つけられるのも怖い

だったら、当たり障りない良い人を演じて深入りしなきゃいい

っていう気持ちでした。

 

…これじゃもう、トラウマを言い訳にして、逃げているだけで、

どんどん人との溝もできていくし、自分も卑屈になっていくだけだし、

トラウマなんて克服できるはずがありません。

 

そう、やっぱり少し勇気が必要なんです。受け身じゃダメだし、

自分が仮面をしていたら、相手を受け入れられるはずがありませんし、

人を『どうせあなたも…』という目で接していたら、変わるわけありません。

 

 

私はそこで、自分を出してみよう!と思ったんです。自分の仮面を外してみようと

そりゃもう怖かったです。自分を出してまた否定されたらどうしよう…とか、

また人に傷つけられたらどうしよう…とか。

 

でも、無理のない範囲で、少しずつネガティブな本音も出してみようと。

最初のうちはこんなこと言ったら嫌われるかもって、かなり怯えていたんですが、

意外や意外!みんな普通に受け入れてくれるんですよね(笑)

 

これがまさに、私の成功体験転機になったんだと思います。

あれ?私、本音言ってもみんな受け入れてくれるんじゃん!!

 

 

そういう経験が増えていくことで、

あ、なんだ。私、別にこんなに自分責めないでいいんじゃない!

と、心底思えるようになりました。最初のうちは本当に怖いと思うので、

できる範囲・少しの勇気で良いので、一歩、踏み出して欲しいんです。

 

もちろんそういう私も、いいことばかりじゃなくて、少しの勇気の甲斐なく、

やっぱりか⤵…とへこむ時もありました。3歩進んで2歩さがる状態。

でも確実な進歩なんですよ、これって!!

 

この成功体験を積んでいくことで、自己肯定感が上がりますし!!

それこそがトラウマを克服する鍵だったんですよね♪本音を出して嫌われるくらいなら、

誰が悪いでもなく合わないだけなんだと思います。

※そしてこれがモラられメンタルを抜け出す鍵でもありました。

 

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おわりに

トラウマを克服するって、とっても高い壁に思えることもありますが、

ちょっとのコツを押さえるだけで良いんだと思います。

 

今回ご紹介したポイントは、

  • 傷ついたという事実をありのまま受け入れる
  • 無理に忘れようとしないで良いし、焦らないで良い
  • できる限りの少しずつの勇気の積み重ねで改善できる

この3つでした。

 

あと、強いて言うのであれば、嫌われても良いという勇気があれば、

なお良いと思います♪それには、

自己肯定感を養うこと・自分って悪くないという成功体験を積むことも必要です。

 

 

ただ、これだけは守って欲しいこともあります。それは

もう無理なんだ…と諦めないこと

自信がなくても、怖くても諦めるのだけはしないで欲しいです。

 

でもひとつ注意を追加したいんですが…人に期待しない・求めない。

これもトラウマを克服するヒントになるはずです♪

自分軸で生きることを意識してみて欲しい!!

 

とにかく焦らず、自分のペースに合わせて、

自分に合うやり方で実践してみてくださいね!!

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azuking

国内・海外問わず旅行が好き!海外だって1人で行くほどの、怖いもの知らずな一面も。現在は田舎移住ライフでのんびり生活をしています。心理学も好きで、良いのか悪いのか人間関係を観察してしまう癖も…。それも私らしくていいかな♪

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