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3. モラハラとの闘い

モラハラ夫に相談しても無駄なの?相談したら辛くなるだけなのはナゼ?

更新日:

モラハラ夫に相談して、逆にへこんだってことありませんか?

悩んでるのに、単に否定されただけ…

夫だけ気持ちよさそう正論をドヤ顔で語っただけで、なんの助言にもなっていない。

『相談するんじゃなかった…』って後悔したり、

『こんなこと言われるために相談したんじゃないのに…』と思ったり…

傷ついただけで、余計に苦しくなってしまいます。

 

実は、モラハラ夫に相談するのって、基本、無駄なんです!

 

今回は、夫に『相談すること』について、掘り下げて考えてみましょう。

 

モラハラ夫に相談するとどうなる?起こりうるつらい現実とは?

モラハラ夫に相談したことで、もっと傷ついた。

そんな経験、私は何回もあります。

あんたなんかに聞くんじゃなかったって何度思ったことか…。

 

そんな後悔を繰り返し過ぎて、今となっては、もう一切相談はしません。

 

お金(生活・子供)のことなど、大金を動かす時なんかは、

相談する必要があることも出てきますが、それすらも、正直イヤイヤって感じです。

だって、どんなに必要な出費だろうが、どうせ後から、

俺のお金でやってやっただろ!

って言うから…。なんでもかんでも恩着せがましいモラハラ夫。

でも、それ以上に…相談しているのに、まったく励ましてくれることもなく

否定されるようなモラハラ夫の言葉に、一層傷つくことの方が多くて…。

相談しているにもかかわらず、むしろ、もっと深く考え込む結果になったり、相談とは違うモヤモヤが生まれたり…

 

悩んでいるから相談したのにつらくなる…そんなの本末転倒なんですけど…。

モラハラ夫に相談した後に陥りがちな、つらい現実を少しまとめてみます。

 

妻個人を否定する発言をされるだけ…落ち込むだけの結果に…

『どうしてあなたはいつもそうなの?なんでそんなことで悩むの?』

基本的にモラハラ夫に相談した時に、必ずと言っていいほど言われていた言葉。

 

悩んでいるから聞いて欲しい、一緒に考えて欲しい、力を貸して欲しい…

そう思って相談したのに、まったく共感もしてくれず、突き放す返事。

しかも、ただ突き放す言葉に付け加えて、悩んでいる私個人を否定する発言なんです。

 

怪獣モラオ
そんなことで悩むお前がおかしい
私がダメってこと?悩むのは私が悪いからなの?
わたし
怪獣モラオ
そんなのもわからないから、お前はダメなんだ

 

…こんな調子です。こんなこと言われたら、一層モヤモヤします…。

そもそも悩んでる時の相談って、こんな回答求めている人いませんよね。

悩んで弱っている時に、追い打ちをかけるような否定的な発言なんて…。

 

弱っている時だからこそ、聞き流せずに真に受けてしまうこともありますし、

自分を責めるような考え方をさせられてしまうこともあるんですよね(泣)

まぁ…モラハラ夫にとってはそれが狙いなんでしょうけど…。

 

徹底攻撃開始!無駄に弱みを握られてモラ発言オンパレード!

相談ってある意味、自分の弱い部分をさらけ出すようなものですよね、

言葉はちょっと悪いんですが。自分の心の中をさらけ出すわけで。

っていっても、一般的な話で言うと、夫婦ですから相談くらいします。

 

しかし、モラハラ夫からしたら、相談=超ラッキー!モラハラの見せ所って認識。

飛んで火にいる夏の虫状態。。獲物が勝手に無防備で寄ってきた♪みたいな。

 

妻自ら、したてに出てきやがったぜ!!モラポイント発見♪

って感じかな。いじめてやるぜ!!ってモードになってます。

 

特に、モラハラパーソンにとっては弱みを見せるというのは、ありえないこと。

自分には非も弱みもない、大事にされるべき人と考える、狂った自己愛の人ですから。

そんな人からしたら、弱っている妻なんて恰好のカモちゃん。

 

これ見よがしに、相談内容と自分の言いたいことを無理やりにでも紐付けて、

嫌味交じりに妻の落ち度や弱みを攻撃してきます。

 

怪獣モラオ
お前はそういうところがダメなんだ。俺はいつも言ってるだろ?
…ん~そうかな…。。(内心:それとコレとは話が違う気がするけど…)
わたし
怪獣モラオ
そもそも俺だからいつも許してもらえてるけど…うんたら~(自慢)

 

こんな具合。そもそも、冷静に考えたら、

話し合いにならないモラハラ夫です。

都合よく話をすり替えて、攻撃のネタにする達人。

そんな人に相談なんてしても、ろくなアドバイスなんてもらえるはずもない…。

 

ただただ、無駄に意地悪なことを言われて傷つく結果になるのは当然なんです。。

もっとモラハラされる落ちになり、個人攻撃されるという負のループに突入します。

 

これでもか!というほどの俺様アピールをして、威厳を見せつける

 

モラハラに相談するというのは、夫が気持ちよくなるだけです。

相談されたことにより、何を勘違いしたのか調子にのったモラハラ夫君は、

あたかも、自分は完璧な人間かのように、饒舌になり…。

 

怪獣モラオ
俺だったらこうするかな。

と、なんとなく相談に対する意見っぽいことは言うんだけども、

正直この夫の意見は、特に役に立たない感じの発言で…

 

二言目には、

怪獣モラオ
ま、その前に俺はそんなくだらないことで悩まないけどね(笑)

と、俺様はお前とは違うんだとでも言いたげなマウンティングをされたり。

 

怪獣モラオ
そんなことで悩んでる暇ないんだよね、こっちは

と、俺はお前より忙しいから、そんな悩みちっぽけだみたいに言ったり。

 

怪獣モラオ
そんなことで悩むくらい、お前はダメってこと。俺なんて~(自慢)

と、お前は人が悩まないような、しょうもないことで悩んでるんだとアピールしたり。

 

俺様はお前よりもっと大変なんだぞ!それでも自分で切り開いてきた!

と、ただのモラハラ夫自慢に話が変わり…。

もはや、相談はおろか、夫の独壇場で話を聞かされるだけの展開に。

 

俺様・俺様・俺様…。

イライラするほど、性格が悪いモラハラ夫君(笑)

奴にしたら、人の悩みや相談の内容なんてどうでもよくて、

  • お前の相談内容なんか悩みではない(お前の悩み=くだらない
  • お前より俺様はもっと苦労をしてる(俺=お前よりスゴイ

それを伝えたいだけ。。いやぁ、腐ってる。。

 

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相談に応えるように見せかけて、妻の『心の健康』を奪うだけ…

モラハラ夫に悩みの相談をしても、一層考えさせられるだけです。

決して、優しい言葉なんてかけてくれません。…もし優しい言葉をかけてきたとしたら、

それは今後、言い返させないための借りを作らせることが目的です。

 

同情をするような発言(アメ)と、個人を否定する発言(ムチ)の絶妙な駆け引きで、

こちらをモラハラトラップに陥れていく…。それこそがモラハラのからくり。

共依存関係を作る心理駆け引きですね。

 

相談にのってくれているように見せかけて、モラハラ夫は妻の心に、

罪悪感や劣等感、恐怖心を植え付け、言いなりにさせようとしているだけなんです。

モラハラ夫の思うがままに、妻の心を支配するようなアドバイスしかしませんし。

心を寄せることや、(モラっている)相手の気持ちを考える気すらない人間ですから、

『俺の言うとおりにしていたらいい』なんてことを、平気で断言してきます。

 

こちらが腑に落ちない応えだった場合に、

わたし
でも、それならこうだし…

なんて言い返そうものなら、

でももへったくれもない!口答えするなら相談するな!
怪獣モラオ

逆切れする始末。。自分は悪くないと逃げたいからでしょうが…。

 

あまりの剣幕でめんどくさそうに言われるので、黙ってしまう妻。

そして、結果、落ち込まされて、会話は強制終了されます。

 

気が弱いモラ被害者は、自分が話した内容のせいで、怒らせてしまった…

と考え、落ち込み、更にモラハラ夫に気を遣わないといけなくなってしまい、

またまた、一歩、モラハラの深みにハマってしまうのです。。

 

モラハラ夫に相談しても無駄…モラ悪化の原因になる理由とは?

相談したのに後味悪くなってしまうのには、わけがありました。

相談すること自体が、モラハラ人間を有頂天にさせる行為だからです。

『え?!はぁ?!』って思うでしょうけど…。

 

普通だったら、相談=心を許している・信頼しているという感覚ですよね?

でも、これは普通の人とは違う、モラハラという心が壊れている人の話ですから。

普通の感覚を持つモラ被害者からしたら、到底理解できるものではありません。

 

モラハラ人間(自己愛性人格障害)の人にとって、相談されるということが、

なぜ恰好のカモちゃんになってしまうのか、解説しますね!

 

『相談された=頼られた』と思い、自分の方が上だと再認識

普通の人にとって相談する間柄って、『良いも悪いも本音を話せる仲』

ってことでしょうが、モラハラ人間にとって、相談とは、

頼られた自分は上、相談した方は自分より下・弱い・ダメな奴という認識です。

 

あるいは、もっともらしい(らしいだけで中身は薄い)ことを言って、

すごい人・良い人と思わせる、うってつけのタイミングとしか思っていません。

いずれにしても、頼られることから、自尊心が満たされているだけ。

 

上下関係、主従関係を作りたがる

優位に立ちたがり、相手が逆らうことのできない主従関係を作りたがります。

年上であることや過去にしてあげたことを強調して恩に着せたり、

相手の失敗や苦手な分野の話題ばかりを持ち出し見下すなど、

無理矢理にでも上下関係を作ろうとします。

(その逆に、相手の価値ある部分には見向きもしません。)

引用元:自己愛性人格障害の特徴 詳細版

 

モラハラ人間って基本的に、人間関係を上下で見ている生き物。

ですので、相談という歩み寄りをしてきた、自分より下の人間に、

ほら、やっぱり俺を頼りにしないとダメなんだよな(フフッ)

と、ほくそ笑むくらいの感じになってるってことなんですよ。

 

俺の方が優れているんだということを伝え・実感する、絶好のチャンスですし、

そのおかしな勘違いを、大いに披露できるタイミングが相談された時ということ。

 

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一緒に解決する認識はなく、妻の落ち度を掴んだと錯覚する

モラハラ夫に相談すると、必ず返事の中に、

俺自慢か相談してきた妻へのディス、もしくはその両方が入ってきます。

  • 俺自慢:俺様を素晴らしいと思えと言わんばかりの心理誘導
  • 妻ディスり:妻の自信を奪いメンタルを下げる心理誘導

 

そう、おわかりでしょうか?

奴にはそもそも協力しよう、助けたい、そんな気は毛頭ございません。

どっちの対応であっても、妻を『俺ナイズ』することが目的。

 

相談される=相手の心を支配していると錯覚しているんです。

だからこそ、相談された時は手を替え品を替え、あらゆるモラを仕掛けてきます。

 

突き放されたと思ったら、いきなり優しいアドバイスをしてきたり、

相談内容を聞いてくれているかと思ったら、急に冷たくされたり。

これを、男らしさや頼り甲斐、優しさと勘違いしてしまうことがあり…。

 

妻が悩んでる(モヤモヤして弱っている)からこそ、振り回し甲斐があり

メンタル操作しやすい状況ってことなんです。

弱みを握って束縛する、それがモラハラ夫にとっての快楽・安堵に変わります。

 

『あの時も俺が助けてやっただろ!』と恩着せがましく根に持つ

『俺が言ったとおりだっただろ?!』そういう言葉が大好きなモラ夫君。

逆に、助言通りやってもダメだった場合には、

『お前に技量がないからだ。俺ならそうはならない。』と主張。。

 

うまくいったら、

俺の手柄!俺に感謝しろ!俺には敵わないだろ!俺スゴイだろ?

という具合に、俺を永遠に讃えていろという反応をします。

 

無論、うまくいかなかったら、

俺ならそうはならない。お前が悪い。お前には所詮無理だったか…まだまだだね。

と、自分ならできる、自分には責任がないと見放す発言をします。

 

しかし、恐ろしいのはここから!!

相談の結果がどうであれ、『困っている時に俺が助けてやっただろ!』

という感情がモラ夫の心にあること。これが一番問題!!

 

 

この『〇〇してやった』という感情が、モラハラ人間の心を保つ糧になります。

相談すればするほどこの感情が夫に増えて、さらにモラグレードがアップ…

その❝してやった恩着せ❞は、忘れないで根に持つから…これまた厄介。

 

自分の機嫌が悪い時には、ことあるごとに、

怪獣モラオ
あの時やってやっただろ?もう恩を忘れたのか!

と言って、感謝しろ!アピールをしてきます。

 

それ、もう何年前の話だよ!まだそれ言う?!
わたし

と、言いたくなるような苛立ちを妻が感じても、無理はありません…。

 

❝助けてやった❞ように見せかけるているだけで、優しさではなく、

妻の心を踏み台にして、自分のためにやっているだ

相談をするということは、夫にモラる材料を提供しているということです。

 

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『お前が蒔いた種だ!』と、悩む妻をバカにして優越感に浸る

モラハラ人間は、自分以下と判断している人の不幸が大好きな人間。

逆に、順風満帆で幸せそうなのは許せない。自分以下でいるべきだと思っています。

人が楽しそうにしているのを、負けたように感じてしまうんでしょうね…。

 

そんな腐った心と思考の持ち主ですから、相談に乗ることは、

 

妻を否定してとことん落ち込ませ、自分は威張り優越感に浸る❞

というモラ夫の欲求がダブルで満たされることになるんです。

 

頼られて優越感を感じ、自分の自慢もできて、相手をこき下ろすこともできる。

こんなの最高じゃないですか?モラ夫にとっては。

 

 

しかも相談に対する助言のとおりうまくいけば、自分の威厳をもっとアピールできるし、

うまくいかなくても、お前のせいだって責められるし。

モラ夫にとってプラスになることしかありません!!

 

相談しているのに、

自分が悪いんだろ?自分が蒔いた種なんだから、自分で解決しろ!!

 

(↑私、このワード、よく言われていました。。)

…こんな風に言われたら、もう話す気もなくなりますよね。

こんな人に相談しないで、自分で考えて、自分で解決した方がいいやって。。

 

でも、突き放して孤独を味わわせておいたくせに、その相談の内容が解決した時には、

俺はあえてそうやってやったんだ、お前のためにな。

などと言って、またまた自分に酔いしれます。なんて都合のいい解釈。

しかし…こうして、モラハラは悪化し、夫も図に乗ってしまうんですね。

 

相談が無駄にならない意見もある?必要な情報の取捨選択を!

モラハラ夫に相談した時、無駄じゃないことを言っていることもあります。

これまでの解説と真逆なことを言っているようですが…

 

モラハラ人間ならではの強み(?)もあるのは事実。

やり方はどうあれモラハラ人間だからこそできることもあるんです。

負けず嫌い・認られたい・自己顕示欲の塊だからこその。。

 

たとえば…

  • 地位にこだわり実際に地位を得る並々ならぬ努力で結果を出することもある。
  • 自分のすべてを褒められていないと嫌美意識が高い、認められるために頑張る。
  • 自分は尊大で素晴らしい人間であると思っている勘違いの天才!

 

性格のおかしなモラハラ夫であったとしても、見習うべきこともありませんか?

上記のすべてが良い・正解というわけではありませんが、

確かに一理あるって考え方をしている部分も、ゼロではありません。

 

仕事ができる人=人格者ではありません。

でも、モラ人間に仕事ができる人が多いのは、モラ人間の特性がハマったから。

それって、モラハラ人間の強みとも言えますよね。

 

 

だから、相談なんてしないのもアリなんですが、必要な情報だけ得るってのもアリ。

モラ夫の助言のためになることだけ利用したらいいんですよ。

 

1の相談に100のいらん情報(自慢・蔑む発言)を返してくるモラ夫ですが、

情報を取捨選択する、一定の判断基準をもってみたらどうでしょう?

必要なパートだけは採用するってことです。参考になる情報だけ。

 

その判断基準についての、ポイントは2つ。

  1. 俺自慢のパートは聞いているふりだけして聞き流す。
  2. 相談の助言でもない、こちらを悪く言う発言は聞捨てる。

そして、残った情報だけを取り入れる。

仕事関係の悩み相談だったり、ムカつく相手の悩み相談だったりするなら、それは、

モラ夫の得意分野にも当たるので、案外いいこと言っている可能性もありますよ♪

 

おわりに

モラハラ人間に、対等に相談に乗ってもらおうとしないこと。

対等に話すなんてする気がない相手ですから傷つくだけです。

共感してくれる相手ではありません。(共感できないのはモラの特徴でもあり…)

 

対等に聞いて欲しい・対等にモラ夫の意見を聞こうとして、

気持ちをわかり合おうとすると、苦しくなるだけでしょう。

 

ですから、期待はしない。でも、参考になることを言うこともあるので、それは採用する。

心を寄せる回答を求めて相談するのは危険です。

そのスタンスを忘れずに、頼りすぎず・求めすぎず、妻への嫌味や俺自慢は聞き流しす。

 

もしくは、

  • モラハラ夫の知識や経験が活かせそうな相談事だけは頼る。
  • モラハラ夫の自慢や妻への暴言を聞き流す余裕がない時は相談しない。

こういった相談する・しないの選別を先にしておくのもオススメ。

これ以上あなたの心のバランスを崩さないように努めてくださいね!

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  • この記事を書いた人

azuking

国内・海外問わず旅行が好き!海外だって1人で行くほどの、怖いもの知らずな一面も。現在は田舎移住ライフでのんびり生活をしています。心理学も好きで、良いのか悪いのか人間関係を観察してしまう癖も…。それも私らしくていいかな♪

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