私はモラハラ夫から逃げ出しました。
家を飛び出しました。
モラハラ夫のいない、
心の底から笑っていられる、穏やかな暮らしは、本当に幸せです。
これでよかったと本当に思っています。
でも、今回の離婚騒動で、
「これを準備しておけばよかった!!」
と後悔していることがあります。
普通に話が通用しないモラハラ夫です。
念には念を。
抜かりない準備をして、みなさんが笑顔で、モラ夫の元を去り、
なに1つ後悔することなく、無事離婚ができるように、もしよろしければお役立てください。
離婚の準備で後悔したこと その①
『自分と子供の数日分の着替え』 などの荷物をまとめておけばよかった!
慌てて家を飛び出したため、あとからあれも持って来れば良かった!
と後悔するものがたくさんありました。
少なくとも2週間、できるならそれ以上の日数分、困らない用意ができればベストだと思います。
自分のものはともかく、子供のものは色々買い直すとお金もかかりますし、
変えのきかないものもありますので、しっかり準備してくださいね。
当時子供が0歳だったので、食器やら消毒機材やら、全部買い直して苦労しました。
離婚の準備で後悔したこと その②
『絶対に手放したくないもの』 『モラ夫に触られたくないもの』 は、段ボールにまとめ、家を出る直前に実家へ送っておけばよかった!!
私は、なにも持って行かなかったので、家を飛び出したあと、
婚姻前の私個人の所有物について、搬出したいと申し出ましたが、断固として拒否されました。
それどころか独身時代の大切な思い出の品も、
私が家を出でいる隙に全部荒らされてしまいました。
モラ夫は、離婚には何1つ関係ないのに、それらを証拠として裁判所に提出したりしました。
そういう取り返しのつかないことをされると、心の傷は癒えません。
裁判官や弁護士もはてな顔をしてしまうような、私の昔の写真などです。
そういうものを裁判所なんてゆう場所にさらされてしまいました。
離婚を決め、家を出る段取りができたら、大切なものはひとまとめにして、
安全な場所に送っておいた方がいいと思います。
ちなみに、荷物の搬出を許可しないモラ夫の言い分は、
「勝手に出て行ったのは妻であるから、そんな人間の要求には従わない。」というものでした。
内容はどうあれ、とにかく私の要望という要望はすべて跳ね返されました。
私のお願いを聞くこと、要望を飲むこと。それが、モラ夫の中では「絶対無し」だったみたいです。
子供の母子手帳一冊でさえ、困っているからと言っても、返してもらえませんでした。
調停中に調停員さんや、
弁護士さんがさいさん伝えていただいても強制力はありませんので…。
とっても悔しくてやるせない思いでした。
離婚の準備で後悔したこと その③
については、離婚前でも予めできる事があれば、モラ夫に知られないようにどんどんやっておけばよかった!!
家を飛び出してから、子供を抱えて、新しい住まいもままならない不安定な生活は、
それだけで辛いこともいっぱいでした。
そんな中で、土地勘のない場所で役所や窓口に何度も行き、いろんな手続きをしなければならず、
交通費もバカにならないし、心身共のに疲れ果てたのを覚えています。
例えば児童手当の口座を夫から自分の方に変更したい時など、簡単にはできません。
いざ別居に踏み切ったら、すぐに自分の手元にお金が欲しいですよね。
子供の児童手当、モラ夫には絶対渡したくありませんよね。
そこでまずは、警察署や男女参画共同センターなどの窓口に、相談に行きましょう。
モラハラやDVの事実を相談履歴として残しておくのです。
そうすると、私の自治体の場合ですが、モラハラ・DVに関する証明書のようなものを発行してもらえます。
それを新しい住まいの役所に提出することで、
モラ夫の承諾がなくても、児童手当の口座を変えてもらうことができました。
別居開始後から手続きをはじめた私は、口座変更が終わるまで時間がかかり、
別居後も2回分、児童手当がモラ夫の口座に入ってしまいました。
裁判所から、
「児童手当は子のものであるから、子の監護者の妻に返還するように」
と命令が出ても、頭のおかしいモラハラ夫は、返金してくれませんでした。
別居する前に、出来るところまで進めておけば、そういうことは最小限に抑えられると思いますので、
今のうちから出来るところまではやっておくといいと思います。
詳しくはこちらにも記載があります。
参考記事
-
【実体験】モラハラ夫に悩まされ役に立った『相談窓口』とは!
妊娠出産してから特にひどくなった夫の態度。 何を言っても、ど ...
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離婚の準備で後悔したこと その④
『自分の口座に移しておくか、子供名義の口座を作り入金』
して、口座を管理しておけばよかった!!
結婚後の貯蓄は共有財産ですが、モラ夫には常識が通用しないことを忘れないでください。
別居後に後から自分の正当な持分を請求してみたところで、素直に受け渡してくれるはずがありません。
親戚達からもらった子供のお祝い金。
そのうち子供の名義で通帳を作り入れておこうと思いながら、現金のまま自宅の手提げ金庫に入れてありました。
25万円もあったのに、
そんなもんはない!
というモラ夫の一言で、取り返すことができませんでした。
証拠がありませんからね。
本当に悔しかったです!!
最後の最後に精算するとしても、母子家庭となれば、まずかかるのはお金です。
そんなことにならないためにも、お金は躊躇せず持ち出してください!!
おまけ
そんな風に準備をしようと思っても、現実は思い通りにはいかないものです。
万が一、緊急で家を出る時、絶対に持って行って欲しいものリストも載せておきます。
緊急時はコレです。
緊急時持ち物リスト
・お金。持ち出せるものは全部。
・母子手帳
・印鑑、実印、通帳
・子供や自分が思い入れの強い品物(例えば、これじゃなきゃダメなの!っていうぬいぐるみやタオルなど)
まとめ
思い出の品や、替えの効かない物。たくさんあると思います。
離婚を決意して家を出るときは、忘れないでくださいね。
あとは、とにかく、お金です。
身も蓋もありませんし、こんなのモラ夫がみたら、「結局金かよ!」なんて、
安っぽくて陳腐なセリフを吐くかもしれません。
でも、そんなに容易いことではありません。
モラ夫の脳みそで考えてわかるほど、容易いことじゃない。
シングルマザーとして、子供を守っていくことが、どんだけ大変なことか。
生きていくために、目の前のお金が必要なんです。
忘れないでくださいね。