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3. モラハラとの闘い

上手に『モラハラ夫と共存』するための6つの心得と5つの対策

更新日:

モラハラと気づいてはいても離婚はしない。

それもひとつの選択肢ですよね。

 

離婚しない理由は、夫婦の状況によってさまざまでしょうが、

離婚しないのであれば、共存していく覚悟が必要です。

共存のための心得を熟知して、対策をしっかりしておかないと、

苦しいだけの毎日になってしまいます。

 

今回は、モラハラ夫との共存のコツについて考えてみましょう。

 

モラハラ夫との共存に必要不可欠!「自分を守る」6つの心得

モラハラ夫と共存していくのに一番大切なことは、自分の心を守ること。

これは絶対です!

 

しかし、そうは言っても、

わたし
日頃のモラハラで、すでに心はズタズタ…

っていう方も多いのではないでしょうか?

そうなると、そもそも『自分の心を守るためにはどうしたらいいのか』

という感覚も麻痺してきているかもしれません。

私もどうしたらいいのかわかりませんでした。

 

モラハラ夫と生活を共にし、共存していくためにはどうしたらいいのか?

自分の心を守るということを念頭に、共存の心得をご紹介します。

 

共存の心得① モラハラ夫と戦おうとしない・勝とうとしない

モラハラ夫を言い負かそう・わからせよう・変えてやろう!

こんな感情が出てきても、戦おうとしないようにしてください。

負けたくないと戦うことはおすすめしません。

 

モラハラ夫は、これまでもこちらの心を逆撫でする発言をしてきていますよね?

ムカついてたまらないほどバカにする暴言や、責任転嫁して人のせいにするような発言。

自分を守るためにも言い返したくもなるし、頭にもきます!

でも、共存する以上、忘れないでほしい心得があります。

それはモラハラ夫に口で勝つことも、モラハラ夫を変えることも、

不可能だということ!

 

だから、真っ向から立ち向かうことはしないようにしましょう。

真っ向勝負しても、そもそも勝てる相手ではないんです。

 

私も、何度か堪忍袋の緒が切れて、むちゃくちゃに言い返したことはあります。

しかし、モラハラパーソンのメンタル操作より、依存関係を悪化させられただけでした。

モラハラ夫にかかれば、こちらの抵抗すべてが言い負かす材料になるんです。

 

戦うことは、自分の心労を増やしモラハラ夫をさらに調子に乗せるだけ

ということを心得ておきましょう。

モラハラ夫との共存は、戦わないことが自分を守る術になるんです。

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共存の心得② モラハラ夫に対して「人間として」の期待はしない

無意識レベルの期待すら、モラハラ夫にはしないこと。

この無意識レベルって、『自分の中では疑う余地すらない当然のこと』みたいなもの。

大事な話だから、少し長くなります。。)

 

たとえばです。モラハラ夫に限らない話として、想像してみてください。

無意識の思い込みや期待

  • 『おはよう』と声をかけたら、『おはよう』って返ってくる。
  • お花はキレイで人の心を和ませてくれるもの。
  • 女の子はピンクのものが好き。
  • 人を不快にさせることは、やるべきではない。
  • ルールや規則を守るのは道徳的に当たり前。

 

これ全部無意識の期待で、思い込みに過ぎません。

 

挨拶を無視され、返事が返ってこなかったらちょっと嫌な気分になりませんか?

それって、これまでの経験や育ってきた環境で、

挨拶を返すのは当たり前と、なんの疑いもなく学んできたからこそ、

返事をしてくれない人に対して不快感を抱くんですよね。

 

実際には挨拶なんてしなくても良いって人も、花を見てもなんとも思わない人もいます。

女の子はスカート・ピンクという固定観念が強くないでしょうか?

意図的に人に嫌がらせをしてくる人もいますし、自分がよければいいとルールを破る人もいる。

 

 

極論ですが、1+1=3って人がいてもいいわけです。

算数として答えは2ですが、3の人もいるかもしれないし、正解は3かも?しれない。

なに言ってんの?って思うかもですが…そのくらいの無意識レベルというたとえで

当然の知識と思っていることを、違うと主張する人もいたっていいんです。

 

自分にとって当たり前のことが、他の人にとっても当たり前なわけではないのに、

無意識レベルの期待通りのリアクションがないと不快に感じる原因になります。

 

それを応用してこれまでの経験で身についている『当たり前』の感覚を

モラハラ夫が理解できると期待するのをやめるんです。

人間だったら、こうするでしょという無意識の期待を捨てましょう!

『私の気持ちも少しはわかってほしい!』

という気持ちはわかります。夫婦ですもんね。

人から否定されたくないし、分かり合いたいと思うのは普通のこと。

人間として当然と思われるコミュニケーションを夫に求めたくなると思います。

 

でも、モラハラ夫にそれは通じません。

相手は自分さえよければ良い人間の皮をかぶった鬼。

 

だから、

わたし
これだけやってるんだから、たまには感謝してよ

と思ったり、少しくらい思い遣りを見せてほしくなったり、

血の通った人間らしい対応をしてほしいと思うことがあったりしても、

期待しないようにしましょう。

 

『こんなこともわからない人』『私の普通は伝わらない人』と、割り切る方がベター。

『無意識の期待』についてもっと知りたい方はこちら!

 

共存の心得③ モラハラ夫の言うことを「理解しようとしない」

モラハラ夫と理解し合うことはできません。

モラ夫の言うことを理解できるはずがないし、こちらの気持ちも理解はしてもらえません。

 

モラハラ夫って、いつも自分を正当化した発言をしていますよね。

とんでもない自己中な発想から、あたかも妻が悪いかのように…。

そんな言い方をされると、

わたし
私も悪かったのかな…この人にもこの人の気持ちがあるのか…

と、心理的に歩み寄ることを考えさせられる状況になりがちです。

そう考えさせるような言い方・言い回しをしてくるわけで。。

でも、モラハラって簡単には治らない心の病気です。

心が健康な妻がモラハラ夫を理解できないのは当然なのよね。

だから、モラハラ夫の言うことを理解しようとする必要はありません!

夫婦なのに…と悲しく感じるかもしれませんが。

 

モラハラ夫の言うことを理解しようとすればするほど、相手の思う壺

こちらの気持ちをわかってほしいと思っても、その心の余地は奴にはありません。

わかろうとする必要もないし、わかってもらおうとすると、

かえってストレスになります。

 

モラハラ夫と共存していくのであれば、

モラハラ夫のコントロール方法を理解しよう!

って考えた方が、よっぽど自分を守ることになりますよ♪

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共存の心得④ なにを言われても「真に受けない」で聞き流す

モラ夫になにを言われても、リアクションしないこと。

表情も変えない、イライラもしない、泣きもしない、傷ついている様子も見せない。

もちろん、言い返しもしない。

気持ちはわかりますよ、本当に!とても傷つく言葉ぶつけてきますもん…。

 

でも、モラハラ夫の嫌味や嫌がらせの目的は、モラ夫の優越感を満たすためなんです。

妻が怯んで悲しんで、自分のことを優遇してくれるのを待っています。

 

ボロクソに言っても、離れられない妻に対して、

ほらみろ!俺がいないとダメなくせに!!

という優越感を抱くことで、自分の正当性や存在価値を確認しているだけ。

こちらのリアクションが、奴は楽しいの!!

こちらがリアクションをすること自体が、

自分を苦しめることにもなるし、モラハラ夫を調子に乗らせてしまう。

このサイクルを心得ておけば、モラハラ夫の言動に一喜一憂しないで、

自分の心の安定もキープしやすくなりますよね♪

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共存の心得⑤ モラ夫に怯えて自分を責めることは絶対しない!

モラハラ夫になにを言われたとしても、あなたは一切悪くありません!!

モラ夫に日頃からああだこうだ言われたり、嫌な態度をとられたりしていると、

私が悪いことしたのかも…私も悪かったかな…

なんて思ってしまうこともあるかもしれませんが、どんなことをされても、言われても、

決して自分のせいとは思わないでください。

あたかも、妻が悪いからだという言い方をしてきても、真に受けない。

 

いろーんなことを言われ過ぎて、自分も悪いことはあるから…と、

ついつい自分を責めてしまう習慣が、これまではあったかもしれません。

そう考えさせられるように、言葉巧みに心を操られてきたんですもの。

でも、共存していくのであれば、自分を責めないことです。

とても傷つくことを言われたり、ひどい態度をとられたりしても、

怯える必要はありませんし、うまくやるためにどうしようなんて考えないでOK!

 

夫婦は歩み寄ってうまくやっていかないと…と思う必要もない!

なんで怒ってるんだろうと考える必要もなし!

だって、原因は妻には一切なく夫の心の地雷が多いだけ。

 

別にその地雷を踏んだ妻が悪いわけでもなく、地雷が多すぎるモラハラ人間に問題があるんです。

だから、逆にそんな生き方しかできないモラハラ夫を

鼻で笑ってやるくらいの心の余裕を持っておきましょう!

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共存の心得⑥「共依存」の関係性と「愛情」の違いを把握する

共存していくことを決めたのは、夫を愛しているからでしょうか?

共依存により、離れられないくらい夫が好きなんだ

勘違いしていることもありえますし、夫への義務感のような感情を

愛情と錯覚していることもありえます。

 

結婚している以上、うまくやらないとというプレッシャーを強く感じているかもしれません。

まあ、一緒に生活をする以上、仲良くやれるに越したことはないですが…。

 

でも、まず、自分の心を把握するようにしましょう。

離れられないと思い込んでいるだけではないのか?

モラハラ人間だろうが、夫に尽くすのが愛だと思い込んでいないでしょうか?

モラハラ被害者の束縛は愛情ではなく「都合が良い相手を求める心」

すなわち「完全屈服による隷属を求める支配欲」であり、

それは互いの精神性を尊重して認め合う「愛情」とは全く別の欲望です。

むしろ、愛情とは似て非なる、正反対のものと言っても良いかもしれません。

引用元:メンタルの強化書

 

モラハラ夫から、これまでにずっと

怪獣モラオ
お前のために言ってるんだ!これは愛情だ!

と言われてきたことによって、

 

夫にこたえるのが愛情なのか…夫なりに愛してくれているのか…
わたし

と、思い込まされているだけではないでしょうか?

 

私も愛情表現が下手なだけで、夫なりに思ってくれていると信じていました。

あたかもこれを家族の愛や絆だと勘違いしていた(させられていた)んです。。

 

でも、これは愛ではなく、ただの共依存(夫への依存です)。

これまでの我慢や婚姻関係の楽しい時間さえも否定するようで、

受け入れがたいのですが、好きな気持ち・家族愛は依存と紙一重なんです。

離婚はせず、共存していくことを決めた場合、

モラハラ夫の演技や偽の反省に振り回されていては身がもちません。

モラハラだとわかっていても一緒にいる理由は、好きだからでしょうか?

きっと違うと思います。

その心の境界線はしっかり忘れないようにしておきましょう。

 

そうでなければ、モラハラの負のループに一直線で、

どうやっても改善することのない夫のモラハラにどっぷりハマってしまい、

共存どころか悪化するばかり…苦しいだけの日々を迎える原因になってしまいます。

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モラハラ夫と上手に共存しよう!「争わない対応」の5つコツ

モラハラ夫と上手に共存したい。

離婚しないで一緒にやっていくことを考えた妻の、切実な願いでしょう。

心得の準備はできたとしても、モラハラがなくなるわけではありません。

夫を怒らせたくないし、自分も不快になりたくないし、

極力、モラハラ被害を最低限に抑えたいですよね。

 

それに、これまでのモラハラで精神的にもしんどい方も多いでしょうし。

ただ、現実問題として、相手を変えるコツはありません。

変えられない、気付かせることはできない中での共存。

 

悪化させることもなく、自分に溜め込むこともなく、

嫌な思いをするきっかけを減らすためのコツを5つご紹介します。

 

共存のコツ① モラハラ言動を察知したらその場から逃げる

モラられそうになったら、逃げましょう!

 

モラハラ夫が無視や暴言、説教などのモラハラ言動を始める時、前兆ってありませんか?

いきなりプチッといく日もあるかもしれませんが、イライラしている様子だったり、

ちょこちょこ小出しな嫌味を言われたり、ムスッとしていたり。

 

あるいは、

わたし
モラ夫の地雷を踏んでしまったかも?!

と、自らやっちまった感がある時もあるかもしれません。

 

あぁまた始まった…、こりゃ始まるな…と、察知したら、

すぐにモラ夫から物理的に距離をとりましょう!

モラられる隙を与えないように過ごしてほしいんです。

モラ夫の様子をうかがっての生活になるかもしれませんが、

別に顔色をうかがうわけではなく、あくまで自分を守るため。

 

これまでに説明しているように、モラハラ夫は妻に嫌な言動をして、

妻が怯んで自分に従うことを期待し、喜んでいるわけです。

そのきっかけをこちらが摘み取ってしまえば、モラられる機会は必然的に減りますよね。

 

モラハラ夫と共存するとは言っても、無理やり一緒にいようとしたり、

うまくやろう・怒らせないようにしようとしたりする必要はありません。

相手の性格をうまく利用していくのがコツなんです!

 

共存のコツ② 無視はNG!ドライな「かわし方」を身に着ける

モラハラ夫を完全無視するのはおすすめしません!

たまに、モラハラ対策で「無視をしましょう」なんて記事を見かけます。

半分正解ですが、半分間違えていると思うんです、実体験としても。

 

無視をするのは妻個人を否定する発言に対しては有効だと思います。

しかし、夫の存在を無視するようなことは夫の自尊心を傷つけるだけ。

つまりモラ夫に対する無視は、受け取り方を間違えると命取りなこともあるんです。

 

モラハラ夫への誤った無視とは?

  • モラハラ夫がいないかのように完全に避けまくる。
  • モラハラではない会話すら無視をする。
  • 一切顔を合わせないように家庭内別居に持ち込む。

 

こういった完全に存在無視系の対応は、

モラハラ夫の逆鱗に触れて悪化する危険を伴っています。

ちなみに私もこのような対応をして、これでもかというほどの嫌がらせをくらってます。

 

共存を選ぶのであれば、無視というより適度なかわし技が必要!

モラ夫が得意な無視に対して、こちらも無視のし返しをするということは、

モラハラ夫と同じ土俵で戦っているに過ぎません。

共存をするコツは、薄めのリアクション。

適度にのせて、適度に聞き流して、適度に煽らない返しをする。

これを心掛けるのが一番だと思います。

 

たとえば、モラハラ夫の歪んだ正論の熱弁が始まったら。

(その歪んだ正論にも熱弁にも同意できるわけでもない場合)

 

怪獣モラオ
こうやるのが当たり前だよな!こんなのもわからないなんて馬鹿だよな!

なんて、モラハラ夫に同意を求められたら、

そうなんだ?そうかな?ふーん。へー。よくわからないアハハ~!
わたし

といった答えを濁す返答をして、笑顔で会話を終了させます。

その後まったく違う話題を振って、モラ夫の自己満正論大会を阻止するのも良いですね!

 

奴は自分の言っていることに対する同意が欲しいんです、自分は正しいと思いたいから。

でも、モラ夫の発言ってとんでもない偏った意見や、

自分の中での当たり前を押し付けてくるような内容も多いもの。

自分の考えを正当化したいがために同意を求めて言っている内容が多くて、

快く「そうだね」と肩を持つような返事をできない内容もあると思います。

 

心優しい妻は、夫の言うことをわかろうとしたり、否定的なことを言えずにいたりしているかもしれません。

しかし、それは相手の望むリアクションを返すことになり、モラ悪化につながるのです。

 

共存するコツとしては、否定もしないし、肯定もしない。

そして、こちらの意見は言わない。これがポイントです。

 

あなたのモラ発言を聞いていないわけではありませんよ。

でも受け止めませんよ。それに、否定も肯定もしません。という態度でいるのが、

悪化も防ぐことができて、不快にさせられることも減る対応です♪

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共存のコツ③ 相手はただの「駄々っ子」キッズ!対等を求めない

モラハラ夫と対等にいる必要はありません。

 

モラ夫からの、

お前はホントだめな奴だな!

といった発言は、日常茶飯事かもしれませんし、カチンときて傷つくこともあります。

 

良い気持ちはしないでしょうし、不本意かもしれませんが、

心の中でそんなモンスターをバカにする、それで良いじゃないですか♪

だって、相手はメンタル3歳児なんだから。

 

ただの子どもって思ったら、いちいちリアクションをしないでもいいし、

駄々っ子のすることだと思えば、本気になる必要はないと思えませんか?

むしろ、対等に人間同士の会話ができる相手ではないわけです。

 

 

このTwitter↑のようにダイレクトに言い返す必要はないにしても、

心の中で、モラハラ夫がモラ行為を発動し出したら

わたし
うるちゃい駄々っ子ちゃんでちゅね~

くらいに心の中で、笑ってさしあげましょう。

 

モラハラ夫は駄々っ子のエスカレート版です。

ムカつさせるような発言や態度しかしないから、悔しいかもしれませんが、

そもそも子どもと思っていれば、本気でやり合う価値はないと気づけます。

 

夫がやればやるだけ、

なんで認めてくれないの?!思う通りにならない!不満だ!

と、子どもと同じ要求をしているだけって思ったら、

『どうしてぼくちゃんを構ってくれないんだよぅ!』と言っているだけに聞こえてきて、

いい大人がバカじゃないの?くらいに思える余裕もできてきませんか?

モラハラ夫なんて対等でいる必要すらない存在なんですよ。

 

ただし1つ注意してほしいのですが、

あなたはお母さんでもないし、モラ夫に対して責任があるわけでもないということ。

 

思考はお子ちゃまですが、あくまでもモラ夫も一応大人なので、

妻に夫への責任はないことは、頭の片隅に置いておきましょう!

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共存のコツ④ モラハラ夫が大好きな「世間体」を利用しよう!

モラハラ夫は世間体や周りからよく見られることに執着しています。

その執着を利用してやりましょう!

その特徴が原因で、離婚を選ぶ場合には長期戦になることもあるんですが、

共存するのであれば、それを逆手に取るのはいかが?

 

人前でいい人ぶったり、優しい人のように演じたり、すごい人ぶったり…

人の目や評価・評判を気にするモラ夫君。

そんなモラ夫君から、普段とは違う優しさを妻に向けてもらいましょ♪

 

世間体を気にする人って、無理をしてばかりの心境です。

見栄をはって、自分を出せずにいてしんどいことなんですけどね…。

でも言い換えれば世間体を気にするということは、プライドが高いともいえますよね?

それらのポイントを押さえて、どういうやり方で利用するか?

これには少しテクニックや条件が必要です。

 

↓具体的にはこういった具合↓

前提条件 モラ夫が良くみられようとしている人が一緒にいる
テクニック モラ夫の承認欲求を満たしつつ、こちらの要求を伝える

ただし、一緒にいる人はモラ夫が好かれる必要はないと判断していない人、

テクニックはモラ夫のプライドを傷つける要求や表現はNG!

 

たとえば、モラ夫がいいかっこしようと(自慢や良い人的トーク)している時に、

夫はたてつつ、適度にのっかりつつも、自分の要求を伝えるんです。

 

怪獣モラオ
うちは夫婦仲が良いから、お互い自由にしていて

なんて同席する人に、自慢気にいい夫風に話しているタイミングに、

あ、そうだ、〇日に△△ちゃんにランチ誘われてるから、行っていい?
わたし

なんて、普段なら言い出しにくい要求を言ってしまうんです。

 

人前でうちは夫婦仲が良いなんて言っちゃってる手前、普段なら、

妻の自由を許さないモラハラ夫も、この場では、許さないなんて言えないじゃないですか。

このように、モラ夫の発言を利用して墓穴を掘らせる感じ。

 

NG行為の例としては、

怪獣モラオ
うちは妻が家のことやってくれてるから、僕はのんきにさせてもらってて

なんて、人前で妻を労う優しい夫を演じている時、思わず、

やってくれてるってか、やらないとキレるくせに!
わたし

なんて言い返してしまう。

 

気持ちはわかりますよ、そんなこと家庭内では言わないくせに人前でだけ、

「なに良い人ぶってんのよ!」って、皮肉を言い返したくもなりますよね。

でも、これは人前で夫の顔に泥を塗るような発言で、プライドを傷つけるもの。

 

そうではなく、モラ夫の人前での良い人トークにのっかって、

普段気を遣ったり、顔色をうかがって伝えにくかったこちらの望みに

YESを言わせるように、モラ夫の外面のよさを利用することを心掛けてください!

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誰も夫からのモラハラをわかってくれない… モラ夫は外面が良い ...

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共存のコツ⑤ モラハラ夫を上手に「おだて」て上手に「頼る」!

モラハラ夫は結局、自分を認めて欲しい・必要とされていたい生き物。

その性格にあやかって、あえて頼るのもコツのひとつで、

機嫌を損ねにくい状況を保つというのもアリ。

 

本当はそんなのしたくないという本音もあるでしょうが、

共存していく上で、相手をキレさせない・自分にダメージをためないために、

モラハラ夫を上機嫌にさせておくのも悪くないですよ♪

 

褒めるのはあまりおすすめしませんが、上手に頼ることができればどうでしょう?

(褒めるのは、モラハラ夫を調子にのせてしまう危険があります)

※これは共存の道を進む上でのコツですので、そうじゃない方には不向き。

 

どうせモラハラ夫にバカにされているなら、それを活かして❝頼る❞んです。

顔色をうかがうわけではなく、いいようにのせて、おだてて、利用する。

経済的にって話ではありませんし、依存するのでもありません。

 

このツイートのように、メンタル的に頼るのでもなく、

モラハラ夫の性格をこちらがコントロールしてうまく付き合うって感じですかね。

 

たとえば、いつもモラハラ夫に文句をいわれていることってありませんか?

やってもどうせまた嫌味言われるんだろうな…

と思うのであれば、言われる前に、モラハラ夫に頼っちゃうんです。

 

わたし
ねぇ、私よりこれ、あなたの方が上手だし教えて~

と、頼りにしながら、かつ、あわよくばやってもらいます。

頼りにされた上に、あたなの方が上手と立ててもらえている手前、

しょうがないなぁ(若干、優越感)
怪獣モラオ

と頼られてご満悦なモラハラ夫に、すかさず、

わたし
さすがー!!助かった!ありがとう!

こんな感じ。

 

ほかにも、モラ夫が自信満々に、

怪獣モラオ
こうやればもっとうまくできるのに何でお前は!

といったお説教をしてきている時であっても、

あぁ、そっか!教えてくれてありがとう~!
わたし

と笑顔で、言っていることを立てつつ、不快にさせずにお説教を終わらせる

とか。

 

若干の嫌味は返されることはあるかもしれませんが、

工夫次第で自分のストレスも軽減しつつ、相手の逆鱗に触れないという対処ができてきます。

ポイントはやってもらった後、しっかりありがとうを伝えて、相手を立てること。

 

ただし、以下のようなことにも注意が必要です。

  • 相手の機嫌がすでに悪い時→もっとイライラさせる原因に。
  • 何度も教えてもらっていることを頼る→自分でやれと逆切れを招く。
  • モラ夫も不得意なことを頼る→失敗を恐れるモラ夫に八つ当たりされる。

この手段を使うなら、タイミングと頼る内容に注意してくださいね!

 

おわりに

ここで紹介した内容は、あくまで、

モラハラとわかっていながら、共存していく決意をした方に向けたもの。

ですから、離婚を考えている方が紹介したことを実践すると、

逆効果になる可能性なものもあります。

 

また、人前で良い人ぶるタイプのモラハラ夫もいれば、

人前でこそ、妻を悪く言うタイプのモラハラ夫もいるので、

タイプに合わせた臨機応変な対応や、更なる一工夫が必要な場合もあります。

 

しかし、共存すると決めたとは言え、心の限界を迎えたら、

離れることを検討するのも良いと思います。

モラ夫に負けたくないし、これまでの努力を無駄にしたくない!

という気持ちが出てきて、もっとやれることがあるかもと思うかもしれません。

しかしこちらがモラ夫に執着してしまうことのないように気をつけてくださいね!

 

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  • この記事を書いた人

azuking

国内・海外問わず旅行が好き!海外だって1人で行くほどの、怖いもの知らずな一面も。現在は田舎移住ライフでのんびり生活をしています。心理学も好きで、良いのか悪いのか人間関係を観察してしまう癖も…。それも私らしくていいかな♪

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