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2. これってモラハラ?

モラハラ夫に洗脳されやすい被害者妻の「心理と性格」を考えてみた!

更新日:

私は、モラハラ夫と離れた今、

自分は洗脳されて居たんだな

って、思います。

 

結婚する前から違和感を感じて居たのに、別れられなかったりとか、

精神的に追い詰められるような酷いことを言われても、離れようと思わなかったし、

モラ夫の事を「それでもホントは悪い人じゃない」って思ってました。

 

私は、別れを決意してから、モラハラの事を初めて友人に話した時、

「そんな事されて、なんで今まで我慢してたの?」

と言われました。

彼女は、なんの迷いもない、まっすぐな目で、私を見ていました。

 

そうなんですよ。

その感覚が普通なんですよね。

その時私はハッとしました。

尊厳を侮辱されるような酷い言葉を浴びせられ、何時間も怒鳴り続けられ、

大切なパートナーだと思っていた人から、共感も慈しみもない、そんな仕打ちを受け続けて、

それでもなお一緒にいる。

それってやっぱりおかしいんだって。

でも、それでも別れられない。

何故でしょうか…。

被害者の心理や性格、精神的な面から、モラハラと洗脳について探ってみたいと思います。

モラハラ被害者の心理を考える

モラハラを受けることについて、

「被害者側にも原因がある」なんていう人がいますけど、それは違います。

 

ハラスメントって嫌がらせですよ?

自分の妻に対して、精神を病むほどのひどい言葉を浴びせるんですよ。

どこからどう見たって、悪いのは加害者です。

そんな言葉は聞き流しましょう。

 

でも、被害者の心理や性格には共通点があると私は思います。

被害者が抱える問題っていったい何なのでしょうか。

 

精神病になっても気がつかない

まずは私の体験談からお話ししますね。

モラハラ被害を受けて、精神病を患ってしまう方は少なくありませんよね。

私は、モラ夫と結婚した当初、生まれて初めて精神科に行きました。

満員電車や、美容室など、少し行動を制限された空間にいる時、

追い詰められるような不安に襲われることがあったからです。

最初は、何だろうって思いました。

その正体が本当にわからなかったです。

 

でも生活に支障をきたしてしまうので、思い切って精神科へ。

そこで医師に宣告された言葉に、私は耳を疑うことになります。

「おかしくなった原因て、旦那さんなんじゃない?」

まったく考えもしませんでした。

この病気の原因は夫?!

病名はパニック障害

まさか自分が精神病を患ってしまうなんて、それだけでも驚きでしたが、原因が夫だというまさかの医師の言葉でした。

 

夫と出会ってからその日まで、確かに夫には少し乱暴なところがあった。

怒ると話し方も怖いし、物に当たったりするし、一度くらい叩かれたこともある…。

あえていうならちょっと激しい亭主関白…そんなタイプかな。

当時の私は、モラ夫のことをそんな風に思っていました。

 

「でも、私夫を愛しています。確かに辛いって思うこともありましたけど、今は全然大丈夫なんです。」

私は医師にそう答えていました。

医師は気づくチャンスをくれたのに、私はみすみす棒に振ってしまったのでした。

 

考えるきっかけを与えてくれたのに、

むしろはっきりと原因を提示してくれているのに、

それを拒絶しているんですよね。

 

その時の私の心理は、

びっくりしながらも、認めたくないって思ってました。

医師の言葉にちゃんと向き合おうともせずに、

「違うし。そんな訳ないし。」って思ってました。

 

今考えれば、それは強い依存心だったと思います。

モラ夫に依存するあまり、認めたくないという心理です。

モラ夫に限らず、私は相手に依存しすぎてしまうという心理があったと思っています。

 

強い正義感と、妊娠と出産

夫のモラハラ言動が、妊娠や出産をきっかけにひどくなっていったと言う方は少なくありません。

私もそうです。

 

 

妊娠直後、私は切迫流産を言い渡されてしまいました。

自宅で安静にするよう言われたので、夫に家事などの協力を要請。

すると、

「妊婦はいいよなぁ。なんでも思い通りにできて。」

 

自分の行動を制限され、面白くない夫は、

切迫流産でお腹を痛めている妻に向かって、そう吐き捨てました。

私は耳を疑いました。

到底、自分の愛する人に言われたセリフとは思えませんでした。

激しい亭主関白では片付けられない。

そんな、消化できない思いでいっぱいになりました。

 

でも、考えなくちゃならないことはそれだけではありません。

 

「お腹に赤ちゃんがいるのに、この人の子供がいるのに、絶対お腹によくない。胎教によくない。」

「妊娠や出産となれば、お互いの行動も制限され、夫婦がギクシャクしてしまうのは良くあること。」

「こんな事で参ってちゃダメだ。母親になるんだし。私が強くならなくちゃ。」

 

 

そんな風に考えた私は、夫の暴言を水に流すことにしました。

そんな暴言を吐いても謝ろうともせず、憮然としている夫に向かって、

「お互い、反省しよう。今は赤ちゃんのために、争うのはやめよう。」

と言ったのでした。

 

なんか違いますよね。

後から冷静に見れば、自分の取った行動はおかしいと思います。

 

そこで、「もうあんな人は無理!別れる!謝るまで絶対許さない!」

そう言って実家に帰っても、みんなに普通だって言われると思います。

 

この時の自分の心理状態は、ハッキリ言ってかなりおかしかったんです。

モラハラがひどくなり始めたこのころ、毎日精神的な苦しさと闘っていました。

 

初めての出産を控えて、ただでさえナイーブな心理状態なのに、

夫は理想とまるで違う。

身重の自分に対し、思いやりどころか、いつもイライラして、

思い通りにいかないと私に当たり散らしていました。

体の自由が利かないのに夫婦生活を強要されたりと…。

 

それでも、本当の分の気持ちや考えには蓋をするかのようにして、

「赤ちゃんのため」

「生まれたらきっと変わってくれる」

そんな風に呪文を唱えていました。

 

そういう自分の行動が自分自身を苦しめていた。

でも、どうすればいいかわからない。

そこに留まることしかできなかったんです。

 

あなたは変わらなくていい

強すぎる責任感から、自分を犠牲にしても、自分の事よりも家族や子供のことを優先してしまう。

強すぎる依存心から、どんなひどい仕打ちを受けても、見てみぬふりをして、水に流してしまう。

 

それ自体、全然悪いことではありません。

自分は二の次で、いつも相手の事を考えてしまったり、周りに気を使いすぎて疲れてしまったり。

もっと自己チューになれたらどんなに楽かな。そんな風に思うことはありませんか?

 

でも、そこに付け込んでくるのがモラハラ夫たちです。

この女ならば、自分を裏切らない。

何年も一緒に暮らし、そう確信したらモラハラを始めるのです。

 

でも、あなたが変わる必要はありません。

 

自分を責めすぎないでください。

あまりにも自分を犠牲にしすぎないでください。

自分を傷つける相手を、盲目に愛さないでください。

 

あなたは、あなたのままでいいんです。

でも、あなたを苦しめている相手は、モラハラモンスターです。

 

このままだと、あなたが壊れてしまう。

 

わたしは、モラハラモンスターからは離れることを強くお勧めしています。

モラハラ夫との別れ方についてまとめた記事がありますので、

ご覧になってみてくださいね。

参考記事

モラハラブログ
モラハラ夫に苦しんだ私が助けられた「おすすめブログ」6選!

モラハラ夫のことを綴るブログは、星の数ほどあります・・・。 ...

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そして、あなたらしく生きながら、モラハラと闘っていく術はたくさんあります。

専門家や被害者が綴っているブログには、たくさんのヒントがあります。

被害者心理についても、詳しく、わかりやすく解説されています。

モラハラブログ
モラハラ夫に苦しんだ私が助けられた「おすすめブログ」6選!

モラハラ夫のことを綴るブログは、星の数ほどあります・・・。 ...

続きを見る

 

あなたの夫がモラハラモンスターなのかどうか。

私が作成したチェックリストもありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

チェックリスト
元妻監修!リアル「モラハラ夫」チェックリスト

モラハラを提唱した精神科医は、モラハラを、「精神的な殺人」と ...

続きを見る

 

まとめ

「被害者である自分にも原因がある」

そんな風に思わないでくださいね。

 

人を裏切れず、情にもろく、忠誠心があって、

生真面目で責任感があって、いい加減なことができない。

そんな人間味あふれるあなたを利用しようとしているのが、

血も涙もない、モラハラ夫です。

 

あなたが、ずっとあなたらしく生きられるように、

そんな環境からは逃げてください。

 

モラハラの苦しみからは抜け出すことができます。

参考になる相談窓口についてもまとめたので是非読んで活用してください。

参考記事

モラハラ相談
【実体験】モラハラ夫に悩まされ役に立った『相談窓口』とは!

妊娠出産してから特にひどくなった夫の態度。 何を言っても、ど ...

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  • この記事を書いた人

***M***

私は子供つれてモラハラ夫の元から逃げ出しました。子供との穏やかな毎日はとても幸せです。モラハラの苦しみ・辛さ痛いほどわかります。私の実体験を知っていただくことで、同じように苦しんでおられる方のお力になれれば幸いです。お気軽にコメントください!お待ちしています。すぐにお返しできないこともありますが、必ず返信いたします。

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