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モラハラ夫から「子供を守る」母親の葛藤と決断とは?

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モラハラの魔の手から、子供を守りたい。

私は、モラ夫との同居中、ずっとそんな事ばかり考えていました。

自分の夫がモラハラ人間だとわかった時から、その対処法や、関わり方、身を守る方法、治療法に至るまで、たくさんのことを調べました。

 

でも、最も焦りながら、食い入るように調べたのは

子供のことでした。

 

どうすればこの子を、平和に、モラハラに染まらないように育てられるのかどうかを。

私と同じように、我が子の身を案じているお母さんはきっと多いと思います。

今回は、モラ夫から子供を守る方法について、まとめたいと思います。

 

我が子を守りたい母親たち

まずは、ネットの中にあふれている、モラ夫に苦しみながらも、子供を守りたいと切に願う、母たちの声をいくつか見ていきましょう。

モラハラ夫の横暴ぶりに振り回されるしかない妻と子供たち。

でも、何を言っても変わらないし、むしろ逆に激ギレされる。

手に取るように、その痛みがわかります。

毎日毎日神経がすり減るような、あの感じ…。

そして、子供達のため、すぐにでも対応しなければいけないことはわかってる。

だけど、どうすればいいのかわからない。

そんな状況なのかも知れません。

子供のために、理不尽な事も飲み込んで言い返さない。

なんて強いお母さんなんでしょうか。

何はなくとも、子供が独り立ちするまでは、離婚を選択しないという、強い気持ちが伺えます。

やり返すことで、DVではなく喧嘩の成立?!

私自身、そんな風に発想したことはこれまでにありませんでした。

でも子供が生まれてからは、子供を守るために、「従うふりをする」へシフトチェンジ。

家庭に在らぬ波風を立てたくない。

それによって子供を不安にさせたくはない。

やっぱりこれも、ものすごい強い母の愛を感じました。

 

母の強い愛は子供に届く?

どのお母さんからも、子供への強い愛を感じました。

強い気持ちを持っているからこそ、離婚をすぐに決断できないし、

自分が耐えればいいのだからと、自己犠牲を払ってしまうんだと思います。 

 

「自分はどんなに傷ついても構わない。」

「でも、私は、子供を力一杯守りたい。」

という風に。

いや、かっこいいです。

そういう母親の姿は、本当にかっこいい。

 

例えば私が、モラハラ人間を父に持つ家の子供に生まれたとしたら。

そして、こんな風に、自分という子供を、

全力で、命懸けで守ってくれる母親がいたとしたら。

「本当にカッコいい、私のママ。マジで超自慢!」

そう思うとおもいます。

そしてどこまでもついていこうと、きっと思います。

そして、ママをかっこいいと思うと同時に、

ママには無理をしてほしくない。

もっと楽に、もっと自分を大切に生きてほしい。

そうも思うかもしれません。

そして、ママを支えたい、とか、思うかもしれません。

 

でも、そんなふうに思えるのは、今の私だから、です。

モラハラ人間とともに生活し、モラハラの苦しみを味わい、

実際に離婚に踏み切った事のある、私という大人だからです。

 

子供がある程度のことが理解できる歳になって、父親が母親に、ひどい言葉を浴びせているのを何度も見て、

自分の父親が、本当におかしい奴なんだってわかったら、

お母さんを応援しようっていう気にもなるかもしれません。

 

でも、そうではない、まだ未熟な、お母さんことが大好きな、

純粋で小さな子供が、それを理解できるでしょうか。

本当はすごく辛そうだけど、無理してそうだけど、お母さん、なんか必死で頑張ってる。

そんなお母さんの、真意をくみ取ることができるでしょうか。

ストレートに、素直に、それに甘え、それに従い、ここで静かに生きていこうと、割り切れるでしょうか。

 

そして、母親のいないところでも繰り広げられるはずの、父親からのモラハラ攻撃。

そんな攻撃から、自分をどう守ればいいのか、果たしてそれがわかるでしょうか。

 

 

子供心に、色んなことを思うはずです。

いろんな風に悩み苦しむと思います。

でも、「モラハラ人間は基本スルーすればいい」なんていう、

モラハラを熟知したカウンセラーような俯瞰的見解を、子供の心で考えられるでしょうか。

 

自分を守ってくれる強い母がそばにいることは、子供にとって大きな支えかもしれません。

どうしても離婚できない環境下であれば、それだけが心の支えといってもいいでしょう。

 

でも、純粋で多感で、繊細な子供の心を、

母の強い気持ちだけで、モラハラ人間から守るのは、とても難しいことだと、私は思います。

 

どんなに強い愛情で守っても、

それさえも脅かしてしまうのが、モラハラの怖さだと、私は思っています。

 

そして、子供が見ていないと思って油断して、

父の横暴に顔をゆがめる母の姿を見ることが、何よりも辛いはずです。

 

 

モラハラは、大切な我が子の、人格形成にかかわってくる問題です。

以前、「モラハラが子供に及ぼす影響」について詳しく書いた記事があります。

モラハラ人間と子供がいっしょに暮らしている場合の、子供に及ぼす影響について詳しく書いてありますので、ご覧になってみてくださいね。

参考記事

モラハラ夫が「子供に及ぼす影響」と悩み続けた私の決意とは?

私は、これを知った時、大きな離婚の決意をしました。 自分がモ ...

続きを見る

 

子供たちの本音

「“子どものために”という言葉を殺し文句のようにふりかざしていましたが、自分のフィルターをはずして、ちゃんと子どもの気持ちを聞いてほしかったです。子どもにとって何が一番有益で幸せか、そのために何ができるか'''、考えてほしかった」(Gさん♀・23)

 

「(離婚した親は)責任を感じすぎないでほしいな、と思います。親から『あのとき離婚しちゃって、ごめんね』という言葉をかけ続けられると、子どもがプレッシャーを感じてしまうこともあります。 ある程度までは責任を感じてほしいですけれど、そこから先は、親子でも“一対一の人間”として、ふつうに接してくれたらと思います」(Dさん♀・21)

「4歳の子にも離婚の理由を説明してくれた。子どもだからという理由で説明がなかったことはない。悩まずにすんでいる」(離婚時4歳,現在21歳)

これらは、離婚や両親の問題において、子供たちの本音をまとめたサイトやツイッターから見つけたものです。

その子供によって、一人一人違う、いろんな考えをちゃんと持ってます。

両親に対する思いや、夫婦の事、家族の事、子供なりにいろんなこと、感じています。

子供の本音って、ハッとさせられますよね。

 

まとめ

モラハラ人間の夫の元を離れ、我が子のためと信じて、マイホームを手に入れるべく、忙しく働く毎日。

忙しい毎日の中でも、穏やかな環境の中で、子供を慈しみ、たっぷり甘えさせ、大好きだと伝える。

夫の顔なんて見たくもないけど、子供にはいつでも父親に会えることを伝え、面会の機会を設ける。

 

私の場合は、こういう道を歩んでいますが、果たしてそれが、若干2歳の我が子の本当の望みなのか、知る術はありません。

でも、精神崩壊していたモラハラの毎日から抜け出し、モラハラと子供を切り離し、今の自分が選ぶのはこの道だと信じてます。

今は信じて進むしかありません。

この問題には、模範解答はありません。

でも、後悔しない事は出来ます。

後悔しないように、子供の心を想い、選択肢を知り、モラハラを知り、

最善の策を講じる事は出来ます。

 

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  • この記事を書いた人

***M***

私は子供つれてモラハラ夫の元から逃げ出しました。子供との穏やかな毎日はとても幸せです。モラハラの苦しみ・辛さ痛いほどわかります。私の実体験を知っていただくことで、同じように苦しんでおられる方のお力になれれば幸いです。お気軽にコメントください!お待ちしています。すぐにお返しできないこともありますが、必ず返信いたします。

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