共依存⇒言葉のまま、お互いに依存し合っている状態ですよね。
夫婦として長い間一緒に居れば、一種の「依存」が出てくるのも当たり前
のようにも感じますが…
度が過ぎれば、生活や心理面に支障が出てくる。
それが「共依存」の一番怖いところではないかな?と感じます。
共依存チェックリスト
・相手に尽くし過ぎる
・相手の機嫌に敏感に反応する
・連絡の頻度が異常に高い
・一心同体感が強い
・束縛しあっている
これに当てはまる方は、既に共依存になっている可能性が高いのでは?
と思います。
私自身も、完全なる共依存夫婦だと感じています。
離婚を考えても、なかなか行動に移せない理由も、共依存からくるものと
自覚しています。。。
では、これからどうするのか?
このままで、幸せなのか?
お話させてください。
共依存が起きる理由は?母性の塊の様な女性はモラ夫の餌食に…
依存体質=自己肯定感が低い
ほとんどの場合当てはまると思います(ちょっと強引?)
例えば。。。
幼い頃に、十分な愛情を感じて、自分の存在を認めてもらいながら育った場合は
自己肯定感も高く、人に依存などしなくても自分軸で生きていけるハズですよね。
それが満たされていないと…
恋人・アルコール・ギャンブル・買い物etc。。。
色んな物に依存して、心の穴を埋める様に生きていく人が多い。
いわゆるアダルトチルドレンですよね…
それが、モラ男だったら?
「愛」と名付けた支配欲によって、パートナーを支配して洗脳していくのだから
怖いです。
ココに注意
女性側も【自己肯定感が低いタイプ】
もしくは【母性の塊の、忍耐強くて優しすぎる女性】は
恰好の餌食になりやすい。。。
皮肉ですよね。
本当なら長所なのに、逆手に取られて不幸になっていくなんて...
私自身、育った環境から、自己肯定感が低いタイプだな。。。
って自覚はありました。
いつも肝心なところで「私なんて…」になってしまって、可能性を自分で
潰して生きてきたように思います。
ただ、過去の恋愛を振り返ると、「見捨てられ不安」は常にありましたが
いたって普通の恋愛をしてきました。
1人の時間も大好きで、1人で映画を観に行ったり、趣味を楽しんだり!
自信のない自分から抜け出す為なのか?
資格の取得なんかも積極的で、自立して楽しんで生きてきました。
モラ夫と出会って失った物。。。一方的な依存から共依存が出来上がるまで。
人が成功して喜んでいる姿・自分がしてあげた事で相手が喜んでいる姿。
これを見て、同じように「嬉しい!」と感じる。
まして身内や、友達の事ならなおさら!
これって普通の感情ですよね?
しかーし!そうじゃないのが「モラ男さん」
パートナーから「仕事・友人・経済力・思考力」
何もかもを奪って、自分に依存しなければ生きていけないように持っていく。
本当に巧妙に!!
私も、色んな物を失いました。。。
モラ夫の洗脳で、友達とも随分疎遠になりました。
連絡をくれて誘ってくれる友達はたくさんいるけど、モラ夫の顔色を伺い
滅多に会う事はありません。
そして…まんまと仕事も奪われました!
同じ職場だった頃、私が先に昇格した事が面白くなかったモラ男さんは
あらゆる追い打ちをかけて、私に自主退職の道を選ばせました。
その次の就職先も同じように...
好きだった仕事を奪われて、経済力も奪われた私は、精神的に追い詰められて
「重いうつ病に…」
命をかえりみない行動も出てくるようになって、完全に夫に依存状態となり
見事に共依存の完成!!
散々、モラ夫から「お前はダメだ!」「お前みたいな奴とやっていける男なんていねーよ!」
と、罵倒され続けた私は、それが真実だと思い込んでいました。
だから「この人と別れたら2度と幸せになんてなれない!」と、必死にしがみついて
いたんだと思います。
思考能力も奪われ、モラ夫の感情と自分の感情の境界線が分からない!
徐々に、モラ夫の感情が全てになって、自分の感情が見えなくなっていきました。
モラ夫が誰かに怒っていれば、同じように怒り、
喜んでいれば、さもそれが自分の感情かの様に喜ぶ。
自分の本心・感情が行方不明になってしまいました。。。
だから、モラ夫を怒らせない様に、喜ばせる為に必死になっていってしまいました。
モラ夫が欲しいであろう物、必要であろう物を先回りして揃えておく。
すると、モラ夫はとても喜んで褒めてくれるのです。
「やっぱ、お前は俺の事わかってるなぁ!さすがだな!!」と。
そんな事に、喜びを感じて、自分の存在価値を感じる。
完全に異常ですよね。。。
共依存生活に違和感や苦しさを感じる...克服・離婚を考えた時!
常に、モラ夫の言動・自分自身にも違和感は感じていました。
でも、ここまで深みにはまると、そう簡単に抜け出せないのが《共依存》
当然、精神科の先生や、身近な人達からは別れる事を勧められます。
身近な家族や友達は、元気に自由に生きていた頃の私を知っているだけに尚更ですよね。
モラ夫の決定的な言葉
モラ夫は、あまりに献身的に全てを受け入れ、一向に離れていかない私に対して
一種の信頼?を置いた様でした。(今思えば、これも洗脳の一部)
今まで、誰にも話した事がない秘密・いまだに抱え続けている問題を打ち明けてきました。
その時の私は「私の事だけは信用してくれた!」「私が何とかしてあげないと」
「この人は、私が居なければ生きていけない」
と...
いらぬ正義感でいっぱいになり、離れられなくなっていました。
良い大人が自分でやらかした事。
そんな物、誰も尻拭いなんてする必要などないのに。。。
いや!むしろ尻拭いなんてしちゃいけないのに。
頭じゃ分かっていても、共依存に陥っている当事者には、突き放す事が出来ない!
なぜなら、助けてあげる事・相手が喜ぶ事。
それが自分の生きる意味になってしまっているから。。。
物理的・心理的に距離を置く!
別居してみたり、1人の時間を作って趣味に没頭してみたり。
そんな時間を作って、本当の自分の感情と向き合う事が大切です!!
私は、幸い⁈精神科への入院という、強制的に離れる時間を持つ機会がありました。
病院の中で過ごす私は、なんと!のびのびしていたのです!!
同年代の人達と仲良くなって、苦しさを分かち合いながらも
毎日、笑いあって!
入院中、私は一度も自宅へ外泊をする気はありませんでした。
でも、モラ夫さんが言葉巧みに、外泊へと誘導するのです。
ほぼ毎週末、外泊をして、病院に戻るとゲッソリな私を見て
みんな察してくれました。
そして、病院生活の中で緊張状態から解放されて、また元気を取り戻して行く。
そんな経験から、今まで抱いていた違和感が確信へと変わっていきました。
まとめ
もうここまで来れば、洗脳も解けて決断するのも簡単なハズ!!
ですよね。。。
でも、ここまで深い《共依存状態》になっていると、それが簡単ではないのです。
一度は「もう離婚します!」と周りにも宣言をして、決断したつもりでいたのに。。。
憎きモラ夫の将来が心配になってしまったり…
離れる事で、私にも襲ってくるであろう「喪失感」が怖くなってしまったり。
「正常な夫婦関係を築き直すのか」「きれいさっぱり離婚をして新しい人生をスタートさせるのか」
本当の自分を取り戻して「私が悪いんじゃない」「私はとても頑張っている!」
と、自分をちゃんと大切にできる様になって、後悔しない答えを出したいです!!